見聞知・録 福井県議会議員 西本正俊  

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小浜市議会報告8/18木曜日

2005年08月18日 | 見聞知・録
今日は、臨時議会が召集された。
臨時会に付議された案件は、
①専決処分につき承認を求めることについて
②財産の取得について
の二件である。
①は、8月8日に衆議院が解散されたため、総選挙執行経費が急きょ必要となり、補正予算を組む必要が生じたためである。
補正予算額としては、選挙事務職員手当てと選挙事務諸経費として16,179,千円の計上である。ちなみに、全額国県支出金となる。
②は、本市に建設が計画されているリサイクルプラザ(一般廃棄物処理場)等の建設予定地の取得の承認を議会に求めるものである。
取得場所は、小浜市深谷区である。取得面積は、25,391.25㎡。取得金額は、57,057,7605円である。
以上が、今回の臨時議会の概要であり、二件とも全員賛成により原案可決された。

また、今回の臨時会にあたり開催された全員協議会の場で二件の報告があった。
ひとつは現在社会問題になっている「アスベスト」対策についてである。
対策組織として、副市長を頭に関係六部部長から構成されるものと、サブ組織として各部マネージャー(次長級)から構成される組織が立ち上がっている。
また、相談窓口は、総合窓口として環境衛生課に、建物相談として都市計画課に設置されている。現在のところ建物相談として一件の相談があったとのこと。
本市の公共施設でアスベストが使用されている可能性があるのは小学校など七施設との報告である。現在、アスベストを採取し人体に影響のあるものかどうかの試験中であり、試験の結果人体に害を及ぼすとなった場合には、即刻対処するとのことである。
ふたつめは、「市民提案型まちづくり事業」が来年度事業に設けられることになったとの報告である。市内の団体、個人を提案者として、市民の自主的な発想や手法を行かした提案をもとに事業を立ち上げ、市民の視点によりきめ細かなサービスの充実、市政における課題への適切な解決などに市民と行政が一体となって取り組む事業である。こんにち、いくつかの自治体でも税収の数パーセントの使い道を市民に決めてもらおうという事業が行われているがそれに近い政策である。
議会の議論で賛否両論があった。否とするものは、小浜市の進める「いきいきまちづくり事業」を先行すべきとの意見である。私は、学生も対象となっていることと、「いきいきまちづくり事業」と言えども一部の市民提案であることから、今回の事業は評価できると考える。


今日はでした。久しぶりにスカッと晴れた暑い一日でした。
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