あさやん通信

おいらの日記、徒然なるままに!

国学発祥の地

2010-05-11 01:23:18 | 歴史探訪
神田明神の境内に「国学発祥の地」なる碑があります。
碑には「国学者荷田春満(かだのあずままろ)が京から江戸にくだり、はじめて国学を教える場所をこの神田神社の社家芝崎邸内においたことから、江戸における国学発祥の地とされている」と書いてあります。

幕末にも国学なんていう言葉がよく出てきますが、国学とはなんなんでしょう。調べてみると・・・「江戸中期に興った、文献学的方法による古事記・日本書紀・万葉集などの古典研究の学問。儒教・仏教渡来以前の日本固有の文化を究明しようとしたもの。漢学に対していう。契沖(けいちゅう)を先駆とし、荷田春満(かだのあずままろ)・賀茂真淵・本居宣長・平田篤胤(ひらたあつたね)らによって確立。古学。皇学。」とあります。

なるほど・・・そうだ思い出した。

本居宣長が著した「古事記伝」ってのがありましたね。「古事記伝」は我が日本国の肇国の理念と皇道の正統性とを明らかにしたもので、幕末には「古事記伝」を読んだ志士たちが民族意識に目覚め、一気に倒幕そして王政復古へと突き進んでいったのでした。

その国学が此処から始まったのかぁ~



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