サルの方丈記

キャンドゥーサルの日記風ブログ

相対性理論

2009-09-28 22:34:29 | Weblog
Albert Einstein
特殊相対性理論の論文を読む

座標から始まり
数々の数式を組み上げ
最後の式は

E=MC2

に至る


単純かつ美しい!

物理学など近寄りもしなかったが、あらためて物理の魅力を感じてしまった

世界観を変える
まさしく哲学的方程式なり


さる






2009-09-22 09:33:21 | Weblog
放射線状に
エネルギーを放つ 
中心核の曲線に従って
エネルギーを放つ
受けるは、細胞
人 烏 虫 樹木


朝の光の中で

人は右へ左へ車で移動し
烏はカーカーと警戒し
                   
虫は一時の静寂を保ち生を食む
樹木は何時もの呼吸を始める


隣の白猫は
いつもの畑の定位置で静かに瞼を閉じる
お腹が大きい

さる (流山)


ブナの森

2009-09-17 20:33:21 | Weblog
秋晴れというのに
今日の都会の空気は窮屈だ

あまりにもすばらしいブナの空気を吸ってしまったからだろうか

越後の棚田は
コシヒカリよろしく
頭を垂れて挨拶をしてくれ

野菜畑の老婆は
異国人を快く迎え入れ
白い歯を覗かせる

畦道で仰向けに休息せば
青空にどんどんと雲が育ち

廃墟と化したスキー場のリフト跡には
うすばかげろうが罠を仕掛け
まぼろしのゴンドラの音が風の中に消える

ブナの森は熊の爪痕よろしく
火照った身体をクールダウンさせ

雪の重みだろう
幹の根元が柔らかい曲線となり
曲線と曲線のあいだには
あちらこちらでその子供らが発育している

緑色の光の中で
静寂の時が生まれ
大地と森の空間は
無重力となる

ブナに混じって数少ない楓が
冬に向けて緑の唇に紅をつけている

鈴が鳴る

さる










新潟の山へ

2009-09-15 00:51:41 | Weblog
久々に
新潟の山へ
明日向かう

お客様の思いを胸に
白銀の山だった山へ

初秋は初挑戦なり

そうそう、鈴は忘れずに持っていこう
冬のブナの木には
熊の爪痕が生々しかった

思いっきり鈴を鳴らそう
思いっきり鈴を鳴らそう



サル

農の民

2009-09-15 00:31:27 | Weblog
農の民が

自分の畑に

野菜の種を蒔く

一粒一粒丁寧に

土の中に蒔く

畝にそって

経験の中での等間隔で

種を蒔く

その土壌に適した
その時期に適した


農の民に尋ねる

何の種を蒔かれているのですか?

○○○○の種ですよ


さる (流山の農の民にお聞きして)


特攻の真実

2009-09-09 01:15:24 | Weblog
NHKの再放送番組を見る

戦争体験がない当事者でない人間にとやかく言う資格はないが

昭和19年当時の軍令部(大本営)の稚拙な行動には驚かされる

軍令部というエリート中のエリートがその頭脳を使わず
決めたことを変更できず
ただ趨勢の中で決定する

そして多くの若者が玉砕する

どんな状況であろうと
どんな非常事態であろうと
人間を優先すべしなり

変える
正す
ことの大切さを
この番組で思い知る

上司に進言できず
上司にものが言えなくなったら
その組織も終わり

これはどんな組織の中でも起こりうること
特に大きな組織で、いったん動き出したものを止めるということは
なかなか難しいと思うが

組織の中で
人の上に立つものは
謙虚に
素直に
仲間の声に耳を傾けることは最低限の役目である

『戦略の本質』という本を以前読んだが
ここにも組織が趨勢に流され
現場の声が軍令部までに届く途中で
改ざんされ
自分たちの(組織体制)都合の良いように拡大解釈され
現場ビルマ方面の部隊はこれまた玉砕となる

国と国とが争う「戦争」の犠牲者は指導者でなくその多くは一般庶民であることは間違いない

「公」をたてに
権力を持つものには
十分に留意する必要がある

さる


食物

2009-09-07 20:43:52 | Weblog
最近、動物系の食物が苦手になってきた

チームメンバーからは年ですねと
そう言われればそれまでなれど

牛肉や鶏肉など敬遠するようになった

豆腐や海苔や春雨などの植物系がいい
ほかほかご飯に納豆がいい
お味噌汁がいい

食が草食系へ移行している

不思議だ

庭の片隅に茎ブロッコリーの苗を植える
育つかな

さる