サルの方丈記

キャンドゥーサルの日記風ブログ

創造する力 ~これが創造の種だ~ 

2007-03-27 23:22:40 | Weblog
第一歩は、無なり。
創造しようと考えても、感じることが出来ぬ。
故に、創造の一歩は無から始まる。

色々な時節そして受動、能動の経験を積み、
自分が何者かを知るに及んで、
初めて次の展開へ進むことが出来る。

それからやっと考え出す。
自分は、何を生み出すのか、若しくは生み出せるのか。
この時点が、創造への助走地点だ。

自分で感じるとるべき自身の課題(テーマ)は、
時には、数年、短くても半年の月日を要す。

考え考え考え、四六時中考え。書いて書いて書いて、また消して書いて、アイデアを突き詰める。それでも分からぬからウロウロ徘徊し、地団駄踏む。
すでにこの思考の段階では、創造段階へ突入しているので、何かの拍子に、創造の種をつかむ態勢となっている。

そして訪れる。
普段は何も感じず過ぎ去るものが、その日その時、背筋で感じ、自分の目の前に「これだ」と視ることができる。正に、感じることが可視化されるその時だ。それはもう自分で発見した課題(テーマ)に身震いするはずだ。

これが創造の種だ。

創造には、確実に創造開始までのプロセスが存在する。

キャンドゥー サル(酒井正剛)

キャンドゥー

2007-03-26 22:11:28 | Weblog

キャンドゥーの仲間・メンバーを紹介しようと思います。
Miss.Mは、多くの魅力を持った女性です。研修という領域をはるかに越えた何かを持っているメンバーです。ファシリテートでの繊細な感性は、素晴らしいものがあります、カナダでの勉強が一つの糧となり、数々のお客様との交流を経て、行動学習の深化に繋がっているな~と思います。

Mr.Yは、コツコツと晩期大成型の男であります。自分の弱み強みを自覚し、納得男となっております。彼も今年の春には、父となり、これから益々、数多くの経験を踏み、人としてのこの世を渡ることとなるでしょう。キャンドゥーの進化を先頭となりやってくれるでしょう。

Mr.サルは、今、キャリアデザインのプログラムに頭を抱え唸っております。お客様の期待以上にするには、お客様の希望・ニーズに応えることは大丈夫だが、思いを越えるには、何かが足らないともがいています。そろそろ、昨年の冬の呪縛(自分が受けた某研修)から開放され、やっと一縷の明るい光が見えてきました。
キャンドゥーのホームページには、「次世代リーダー」、「リーダー」、「リーダーシップ」と、昨今当世の凛々しい言葉が存在しますが、そんなに簡単に言う言葉ではないな思っております。気持ち的に近い言葉だから、やむなく存在しています。もっともっとそれぞれの原体験に近い言葉が見つかればと思っています。

Build your road

2007-03-20 23:44:16 | Weblog
君は選択肢を多く考えるという
正しいと思う
あらゆる選択肢を考えよう
そして
君が考え抜いた
研ぎ澄まされたアイデアが全て

100以上のアイデアがでればしめたものだ
きっとその中に確実とは言えぬが君が目指すものがあるはずだ
いや、確実に傾向は知れるだろう

初めの内は、なかなか方向が定まらないかも知れない
けれど、アイデアの中に方向性が見えてくる

進む方向が、デパートの如くなんでも揃うとなかなか難しい
そもそも長続きしない

自分に素直に問い
安易に妥協せず

君の信じるアイデアから選択して欲しい
You can do it!

友の決断

2007-03-19 23:44:04 | Weblog
20数年来の友と酒を交わす。
新入社員のころ、互いに大人になろうと契りを結んだ。

ビジネスのイロハ、数値は社会人になり良く分かっている、重要だということを。
ROE。
だが、それ以上のものがある筈だ。

中国は日本の数倍の勢いで、突き進む。
多少の差はあれ、日本もアメリカも状況は同じと感じる。

ここ数年(2~3年)で新たなビジネスの秩序が生まれそうだ(←西洋風で言えば)。

ローマ帝国時代の人の言葉を岩波文庫から伝えてくれた。
2000年前のローマ人も現代人も全く変わらぬという思いである。

農耕民族の性なり。

サル

「時間」に匂い

2007-03-11 23:12:21 | Weblog
生はなんと短いことか、長いことか。
現在を、もうと思うか、まだと思うか。
若き日のそれは無限に存在するかのように、
老いが来れば、それを死という宿命の中で見出す。

確実にいえる事は、今を刻む「時間」は目に見えず、
音も、色も、匂いもない。
過去は何人もよみがえらせることは出来ないし、将来は誰しも予想しがたい。

自分自身に問わなければならない、「時間を浪費していないか」

どのようなビジネスでも時間が存在する
どのような事業であろうと
たとえどんな形態であろうと

唯一、自分ができることは
確実な過去(良し悪し全ての行為)を避けずに、ふりかえり学び
足早に動く今を浪費しない
の二点なり

さっさと二点の実行だ!



Shall we TX

2007-03-09 22:29:51 | Weblog
夕暮れの時、つくば行きのTX(つくばエキスプレス)がプラットホームに滑り込む
先頭車両の運転手の後ろに、女性(OL)がたたずみ前を見ている

時と習慣と光の中、

線路を
景色を
夕暮れを
見ていただろう

家族を
恋人を
自分を
思っただろう

女性は自然で、作りが無く、美しかった


阿武隈川

2007-03-09 21:56:44 | Weblog
昨日は一日、早春の阿武隈川を見る。まさしく、方丈記なり。岩があり、瀬があり、瀞場があり、たまり場もある。一つとして同じもの無し。変化なり。万が一、時が止まれば、この川は、止まるのか?液体、気体も凍り、極寒のアムール川の如く、凍りつく光景か?いや、太陽がある、凍ったとしても、目に見えぬところで、やはり動き出すだろう。変化から見えない進化はそこにあるのだろう。
帰り、安達太良山付近は雪だった。こぶしの春は、もうそこか。