サルの方丈記

キャンドゥーサルの日記風ブログ

雨と土

2007-12-31 10:43:33 | Weblog
暮れの雨で隣の梅園の一角に
水溜りができた

今日は天気も上々
野鳥が梅林に集う

椋(ムク)鳥が
その水溜りで
気持ちよく
行水をする

隣の畑では
ホウレン草が青く
馴染みの農婦が
自家で使用するだろうものを
やわらかい土から収穫する

雨の恵み
土の恵み

自然の営み、法則は
みなを豊かにしてくれる

キャンドゥーの仕事は
人に備わる自然の営み
人の「気持ち・心」の営みを
大切にして行きたい

人を明るく元気に前向きに


キャンドゥー 酒井 正剛

「江戸」「大正・昭和初期」

2007-12-29 08:53:39 | Weblog
一昨日大学時代の友と飲む〈もちろん熟撰〉
中国駐在時に驚いたことはの話となった

サルの驚き

時は1980年代なかば
場所は中国広州市
昼間の化工公司の商談中だったと思う
農薬の担当者が急に外に行こうと言う
何かと思えば
精神汚染という名の中国流の取り締まりだった

経済的贈収賄の人間が
見せしめのために公開銃殺死刑となる

罪人は白装束に身をまとい
トラックの荷台に乗せられ
背中に罪名を記した木札が掲げられ
後ろにつづくトラックには
数十人は乗っている公安部隊が
銃口を空に向け整列し
ゆっくりと市中のメイン道路を行進する

群集は老若男女
人だかり
自分の隣のおばさんは
孫を抱え
悪いことをするとあのようになるんだよと
罪人を指し示す

罪人は7名ほどだった
トラック3台に振り分けられ、連なり
つぎつぎと目の前を通り過ぎる

公司の担当者に聴く
「どこへ彼らは行くんですか?」
中山公園近くの公開処刑場と

約10分ほどの出来事だったが
時代が江戸時代に逆戻り
大岡越前、遠山の金さんではないが
極悪人に対する罪名が
「市中引き回しの上、打ち首、獄門」の世界である


友(エビちゃん)の驚き

上記の光景は彼も
天安門事件のあとに
北京で体験していると

それよりも、河南省洛陽市の出来事という
当時の日本人駐在員の出張は列車が多かった
夜行列車で現地に早朝到着というケースも多々あった
北京から夜行で洛陽に着く

駅前広場から一本のメイン道路
そのメイン道路の両側には
おびただしい桶がずらり気が遠くなるほど並ぶ
桶から湯気が立ち上り
一面湯気だらけとなっている

旅人はお金をはらい
顔を洗う
自前のタオルを湯の中につけ
顔をふく
日本ではありえないこの路上での光景を
エビちゃんは
これは日本の大正・昭和初期じゃん

現在の中国の華やかな経済発展からは想像もつかないが、現代の中国の都市の若者はこの状況は理解されていないとエビちゃんは伝える

現代の日本に生きて、「江戸」「大正・昭和初期」を見た稀有の人間なのかも知れないと納まった

さる

縫製工場

2007-12-22 20:15:08 | Weblog
世の中には凄いメーカーがあるもんだ

何と工場が舟の中にある

この船は移動が自由だ
世界中に出没する

その国に納める最適の最安の場所を選択し製品を作る

労働力
法制度
税制度
素材の調達
デザインのIT化

すべてが計算されて作られる商品
しかも在庫ゼロの世界

仕事とはここまでやっていくものか

サル


キ○へ

2007-12-20 02:00:53 | Weblog
一献ありがとう

約束だぜ

ファッションマトリックス
リトマス試験紙

仕掛け
そして仲間がいて

やっと仕組みとなるよ

会社は資本(原理)主義
デビアス

次世代に向けて一歩いっぽ成果を上げること
足らんことはキ○が主役でなく
現場と商品が主役
自信と信頼を頼む

ところで今宵の「月」はえらく光っていた
尋常じゃなかった


キャンドゥー サル

アナウンサーとトヨタ生産方式

2007-12-15 23:15:51 | Weblog
Vカーブ
アメリカ大統領選からの技術のアーキテクチャー

モノづくりをしないアメリカ

国際法のイギリス法曹トップ
日米同盟と京都議定書(環境問題)

新しい日本の進む道を構築するのにそもそも教科書などあり得ない
文理融合(定量思考の人材)
自らの主張をしない日本
そもそもトヨタ生産方式などトヨタは持っていないそうだ(アメリカの学者が多くのインタビューをもとにモデル化したものとそのシステムを構築されたトヨタの方がおっしゃっていた(←納得)。GE復活におけるValues構築のベストプラクティスと類似している

とせば
技術(ソフトを包含したハード)と社会形態の融合なくして前へ進めないのは確かなれど

その根幹は、やはり「匠」か、最後はアナログでの勝負と化す

さる




情報の共有

2007-12-15 22:50:18 | Weblog
情報と共有

問題解決のための情報?

未来に向けての情報?

現状を把握するための情報収集?

そもそも情報を持って離さない・操作する?

余計な情報は流さない・混乱する?

共有すればOK?

そもそも何故共有する?

共有すると何が良い?

共有する方法は・度合いは?

組織・チームの情報共有の中身は如何に!

キャンドゥー サル

グローバル企業

2007-12-07 22:55:58 | Weblog
挑戦という一歩を踏み出し
地道な絶え間ない努力
検証の繰り返しの中

失敗
成功
喜び
悲しみ
苦しみ

井戸を掘り
地盤を創る

ニーズにあった
お客様と向き合った
モノだけが歴史を構築する

キャンドゥーのお客様には
そんなグローバル企業が多い

キャンドゥー サル


師走

2007-12-07 00:13:32 | Weblog
代々木競技場の脇を歩く
街路樹のイチョウ並木は黄金色


三田から田町を歩く
そして、ちょっと足を伸ばし品川駅の友人にも挨拶す
空き地には冬の雑草


日比谷、銀座4丁目、京橋、八重洲を歩く
クリスマスツリーとその商戦、路地の飲み屋と最後は立派な駅ビル
昔通った八重洲の寿司屋は健在

夜、友と一献す

今の日本は、資本主義だ!
千と千尋の神隠しの豚にならぬように互いに気をつけよう!
と妙に納得し意見の一致を見る

季節は師走
イチョウは黄金色

さる

万能細胞-山中研究室

2007-12-05 01:30:02 | Weblog
昨年Nature6月のマウスの細胞からiPS
そして壮絶な競争の中でNature11月の人の細胞からiPSへ
この間6ヶ月をささえた若人たち
その若い力
http://www.frontier.kyoto-u.ac.jp/rc02/index-j.html 
慌てた世界

みんなビールを飲んで
桜の木の下で和み

一人ひとりを大切にして

蔓延する「経営を科学する、人を科学する」ということを超えた

それこそ見えないLeadership

教授の再生医療も世界規模だが
教授のLeadershipにそれ以上の驚きを感じ
そして普通の人だった

サル