サルの方丈記

キャンドゥーサルの日記風ブログ

就活と文革

2011-11-29 22:58:38 | Weblog
息子が日経新聞を自ら取り
政治経済社会と読んでいる

大人として世に何を求め
何を成し遂げて行くか
また、娘同様、禅問答が始まるのかとふと思う

先般、ロード真っ盛りの中
60代、70代となられた諸先輩も集まる会に出席する

中国文化大革命が始まる前夜の出来事
岩井産業が日本橋にあったこと
社長命でテレビがない北京駐在員事務所にテレビが入ったこと

苦労が苦労でなくなる
これが仕事をやったということなのかもしれない

さる


2011 ロード

2011-11-29 22:48:12 | Weblog
今年のロードも熱かった

ハイタッチの終焉を目指した今年のロード

一人ひとりが研修からプログラムへと移ってくれた

事務局も不在となった

これから仕上げへの道を辿る

山は決まった

あとはGoals & Objectivesのみ

キャンドゥー サル


山考

2011-11-06 20:16:45 | Weblog
多いときは年に百回は山に登るが
めったに人と会わず
お会いするのは山の住人である
鹿や猪、時々テン、猿、狐などだ

流行の百名山も外から眺めるのは大好きだが
まれにしか行かぬ
名も知れぬ山々が好きである

昨日山ガールを拝見する

カラフルな出で立ちで
戦国武将で言えば真田幸村の如く派手である
素材も一級品、杖もノルディックスタイルで
スカートもダウンが入った立派なものだ
大学の山岳部の強烈な臭いはどこにもない

同時に山ガールを囲んだ青年たちも山ボーイ化し
山ガールにたいしてのおもてなしは目を見張るものだ
至れり尽くせりである

これはこれで自然と一体化し
それぞれの個の力の復元となろう


一方で下山時前を歩く
一人の若い青年がいた

終始無言である
黒のフリース
両手には山中で拾った杖

相当へばっている
あごひげを生やした青年は苦しそうだった
おそらくもくもくと山頂を目指しそして
今もくもくと下山をしている

相当疲れているらしく
時たま足をとめ
息を整える

一言も発せず
石を岩を避けながら
下りている
テンポは速い

沢を右に
谷を横切り
林道に入る
もくもくと
テンポ良く歩く

左手に一つの大きな岩場が現る
クライマーが登攀をしている
彼は立ち止まり
じ~とその岩を眺める

この場で先を越した我々の後から
青年は続く

息を整え
無言で歩く

また街へ戻るために

さる