日経ニュース拾い読み

朝夕、日経を拾い読み、週末は「今週の株式総括」で市場をふり返り、次週の予測を展開する

今週の株式総括0604

2010-06-06 09:11:16 | 今週の株式総括
今週の株式総括0604

 あっさりと鳩山首相は退陣した。その幕引きに小沢氏道連れは、特に歓迎される所となった。あの笑顔、あの親指に最後の仕事をした首相の孤独な満足感を見た。もともと政権発足時からカネまみれの政権、小沢を道連れは鳩山の最高のフィナレーの演出と言える。せめてもの次期政権への粋な置き土産となった。あとは小沢院政をシャットアウトして菅氏にバトンタッチ、早速、さすが「菅」とうならせる人事が出た。官房長官、幹事長の人事に出た、出た、菅政権は出だし好調・・・・。

ギリシャ財政危機、欧州経済不安、ユーロ安、円高、火山噴火、石油掘削原油流出事故、口蹄疫,哨戒艦、普天間迷走、スペインも・・ハンガリー・などなど悪い話ばかりがはしる。日本企業は好決算でも、マネーは、日本を逃避し、市場には好材料は見えない。 突然の鳩山・小沢氏との「つれ退陣」は、なにかしら日本に効果抜群の刺激を与えた感じだった。

週末、米国株は急落した。米雇用悪化と新たに湧き上がったハンガーり財政問題で、週末のNY株は300ドル超も値下がりした。300ドルも下がれば多分に週初めから日本株も急落するのだろう。だが「最大益ボード指数」でNYは、買シグナルが点灯した。なんで、こんな、暴落して、先行き厳しそうな時に、なぜ「買シグナル」なの、そんな馬鹿な・・、疑問、不思議、これじゃあダメなシグナルだ。こんなの信用できない、恐ろしい、壊れてる・・・・。

だけど、これがホントのシグナルなのかも。誰もが、売りたい、早く売りたい、預金へ、債券へとヘッジ意識が極端に極まったとき、静かに買い向かう。100人のうち2-3人、そんな人が、いずれ最後には勝利者となって笑うことになる。

統計が実証し、歴史が教えてくれるのだが、結果が判るのはずっと後からだ。その時に分からないから、少しでも早く知ろうと努力するのだが、簡単に相場は教えてくれない分からない。正解はずっと後から判る結果だけなのだからだ。

相場は不可解、分からないが、勉強すること研究すること面白い、楽しい、しかし不可解、難しい、相場は常に人間の心理の裏を行く。だから相場の世界に長い歴史があるのかも。

「最大益ボード」の特徴は、最大の利益を出したテクニカルを探しだすことから始まる。それを毎日やる。今日の株価で買った価格が最高の買い場になった。最大の利益を出した価格だった。これこそコンピュータがあるから出来るのです。経験、研究など効果が満点に集約された結果と言える。その売り買いのシグナルの信頼性の程を、利益の度合い、大小でシュミレーションした結果、シグナルが出て2-3日までの売り買いが将来の最高利益を売ることができることが証明されている。ならば来週の前半は、最高の将来の利益が約束されたチャンスの時を迎えたと言えそうだ。外部要因だけで、環境・人気などであまりにも不当に・過剰に売り込まれたりした銘柄など面白い割安銘柄が発掘出来る。そんな大チャンスとなるのかも。

今週の注目は、4月から決算発表などあって「アナリストが注目して高評価した企業」を、自分好みに選択し「最大益ボード」で分析した。あれから殆ど企業業績見通しなど大きくは変化がないはず、株価だけは大幅に値下がりしている。株価の割安度合いは、なお一層大きくなっているのではないか。

http://members3.jcom.home.ne.jp/seifujii/saiko/analyst.htm

この中から将来の「大化け株」が出てくる可能性が高い。

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