日経ニュース拾い読み

朝夕、日経を拾い読み、週末は「今週の株式総括」で市場をふり返り、次週の予測を展開する

今週の株式総括0129

2010-01-30 11:19:58 | 今週の株式総括
今週の株式総括0129

1月14日、あの反面教師が、こういった。

「世界最高の年初の日本株パフォーマンス」

昨年、世界最悪の株式パフォーマンスであった日本株が、今年に入ってからは、年初来5.7%(ドルベース)と、世界最高の成績となっている。この日本株の高成績が持続するかどうか。私は日本経済の重圧になってきた円高デフレが終焉することによって、日本株高が持続する公算が高いと考える。

なんという事だ。本当に、この人は、株式評論家と言えるのだろうか。株価も上げすぎ、ちょっと過熱感が見られるときに、必ず強気の発言をする。オバマ大統領の金融機関規制案や、中国の引き締めなど予期されぬものがあったとはいえ、あまりにもお粗末、彼の言葉を信じて、あの時から強気で買った人は、あまりにも悲惨。あのときがダウ平均、10907円で、翌日10982円があったもののそれが高値で、本日29日週末は、10198円の最近の安値で終わった。言葉巧みに横文字を並べて、解説する人いかにも何でも知っているようで、実は底は浅いそんなことばを思い出す。もうこの株式総括で何回、この話を取り上げたことだろう。多分、ダウが1万円でも割り込んだら、彼は日本経済の重圧になってきた円高デフレが終演しなかったから、ちゃんとそう始めに断っている、とか、いって、「思わぬ予測のつかない材料がでたから」と、いろいろ詭弁を使って弁明するのでしょう。

週初め大相撲が終わって、我がホームページのトップに、こう書いた。

国技館に朝青龍の笑顔があった。優勝インタビューで、優勝した勝因は?、と、聞かれて、「心」と応えた。東京市場に、「勝運と幸せの感動」を運ぶ画伯、彼こそ証券市場の「守り神」、その真髄がいよいよ見えてくる。今週から来週にかけて絶好の買い場が見える。

と、週初めに1万円を割り込んでも、その後反発の展開になれば、まさに最高の予測だったと言えるのだが・・・・。

その言い切る根拠がここに在る。これは情報収集や経済など勉強したり研究など何にも必要ない。「株式投資実況中継」なるものを始めた。これだけ証券界に不況風が吹き荒れ、景気も悪いとき、証券のプロのほとんどお手上げ状態であるときに・・・・。なんで好き好んで株式の売買をさらけ出すのか。今の相場で勝てるわけがない。これが常識だ。だがその常識を覆えさんがため挑戦したのです。勝算がなければ、そんな事をする訳がない。あったからやったのです。

下のカッコ欄の速報銘柄を単純に「買いシグナル」が出たら、翌日寄り付きで買う。売りシグナルが出たら、翌日寄り付きで売る。忠実にシグナルに従って売買する。11月スタート、1月スタートで、2つやりました。今1月29日現在、全銘柄利益確定の売り、(損だしの銘柄もあるが)と成っています。1銘柄の株数や投資金額を上げ下げすれば、また違った大きな利益をだしてりるかもしれません。そこは個人の腕の見せどころですが・・・。

「株式投資実況中継」1/29現在、投下資本ゼロ、利益確定で「買いシグナル転換」を、心待ちにしている。

「最大益ボード」が、相場の方向や株の「買い場」や「売り時」を、教えてくれるのです。

私のホームページのトップを飾る画伯の画に励まされ、「株式投資実況中継」を、始めました。なんでも彼の画から学ぶことや教えられることが多い。株の世界にも現実的に通じるものを「かつひこ日記」が教えてくれた。決して、「画家の世界」と「株式の世界」は、全く別の世界と思っていたが、そんなモノではなく、何か相通ずるものが、沢山あることを感じた。こんな相場の中に、どっぷりと漬かっていては、楽しい人生も、なにもあったものではありません。気楽に投資して、自分の時間は、仕事や趣味に、自分で有効に使うのが人生ではないのか。


日経拾い読み0130

2010-01-30 09:26:57 | 株式ニュース
今週の株式総括_(週末発行)  申し込み
迷ったら「無料銘柄診断サービス」を!!申し込み
元気の出るサイト「株式投資実況中継」

2010/1/30(土)
*高速無料化地方に限定、1,600キロ、6月メドに実施、1000円高速は廃止、上限を設けて料金新体系、財源のハードル高く、原則無料の方針を修正

*米、実質5.7%成長、10-12月年率、2期連続プラス、通年ではマイナス2.4%成長

*米10-12月GDP速報値、在庫調整が進展、実質5.7%成長、回復持続には不安

*3大都市圏、人工集中にぶる、転入超過3割減、昨年名古屋は転出超、雇用の減少が響く、背景に派遣契約切れも

*半導体の業績、世界で急回復、東芝部門黒字2気連続、サムスン5割増益、10-12月、薄型TVパソコン、新興国向け好調

*住宅着工、持ち直しの兆し、12月戸数前月比1.4%増、通年は80万戸割れ

*温暖化ガス削減、合意困難、米中上積みせず、遠い年内合意、新興国も消極的

*ホンダも米などでリコール、自主回収含め64万台、小型車発火のおそれ

*五輪商戦序盤まずまず、観戦ツアー好調、TV局広告苦戦

*景気2番底懸念和らぐ、10-12月4.3%成長を予測、エコノミスト平均、公共投資減、年前半は鈍化

*印中銀、現金準備率引き上げ、インフレ警戒、政策金利は据え置き

*中国、中古車販売28%増、昨年410万台、政府も後押しへ

*中国成長率、前期比11.3%、10-12月年率

*車の国内生産、昨年800万台割れ、中国を下回り4年ぶりに2位、輸出急減などが影響

*日経平均大幅反落、中印の金融政策を警戒、世界景気に影響の見方

*みずほ黒字1262億円、昨年4-12月最終益、りそなは6%増

*大和証券、最終黒字263億円、昨年10-12月、増資ラッシュで恩恵

*郵貯銀は純利益2325億円

*セブン銀最高益

*中央三井HD純利益2.9倍に

*トヨタ、米販売現場に陰、大量リコール問題、安全性問い合わせ多く、品質改善を期待する声も、欧州は最大180万台実施、不具合、世界で700万台超に

*三井物産、台湾受託製造に出資、最大20%、280億円、電子機器、日本勢の需要を開拓

*iPS細胞、英で米社に特許、京大の先を越す、利用企業に影響も

*ユニ・チャーム純利益2.8倍、10-12月紙おむつ、マスクが伸びる、中国・東南アジア、好調が続く

*ファナック純利益336億円、今期、受注回復で上方修正

*ヤクルト純利益36%増、アジア地域が好調

*東洋水産、36%増益、北米の販売好調

*キーエンス今期純利益350億円、従来予想を上回る

*日東電工、純利益350億円、今期変更フィルム伸びる

*村田製作、純利益5.9倍、今期電子部品の需要が回復

*リコー最終黒字に転換、10-12月126億円、固定費削減が進む

*富士フィルム今期、最終赤字520億円、予想比縮小

*住友電工10-12月最終黒字144億円、7-9月比、大幅改善

*大和HD純利益14%増、4-12月342億円

*大手商社の今期、日航関連の損失相次ぐ、三菱商事は331億円、双日は一転減益に

*開運3社最終損益が改善、7-9月比

*JFE、純利益68%増、10-12月アジア向け輸出がけん引

*第一三共今期最終黒字450億円、上方修正、為替予約の評価改善

*新日石、最終黒字を下方修正

*NTTドコモ純利益4%減、4-12月

*電力10社、最終損益改善、4-12月、燃料負担が軽減

*住友鉱、純利益2.1倍、今期、銅・ニッケル価格上昇

*TOTO今期最終損益一転トントン

*川重、4-12月最終赤字103億円

*王将フード、純利益54%増、今期客数増かで

*JR3社揃って減収減益、4-12月、中長距離収入が落ち込む

*日本紙、営業益4割増し、4-12月、コスト削減寄与

--1/29夕刊--
*首相が施政方針演説、景気2番底回避を目指す、デフレ克服、日銀と一体、山積みの課題、具体策は欠く

*鉱工業生産2.2%上昇、12月輸出増え10ヵ月プラス、失業率改善12月は5.1%求人も上昇0.48倍、物価下落10ヵ月連続、12月1.3%低下

*米IT大手が相次ぎ最高益、マイクロソフト、ウインドウズ7効果、アマゾンキンドル好調が寄与

*リコール問題でトヨタ、米当局に修繕案提示、下院で来月に公聴会

*自動車国内生産、33年ぶり800万台割れ、昨年31%減、最大マイナス幅

*サムスン、営業利益12%減、液晶パネル振るわず、半導体の売上高は7.5%増

*アップル、iPad、富士通が商標申請、米国で03年、法定闘争の可能性も