日経ニュース拾い読み

朝夕、日経を拾い読み、週末は「今週の株式総括」で市場をふり返り、次週の予測を展開する

今週の株式総括1214

2007-12-14 15:25:39 | 今週の株式総括
今週の株式総括1214

「偽」「嘘」「疑」が、この世をまかり通る。
民のためといいながら、官の所業は、民を苦しめる。その結果は期待される効果の逆のとなる。

建築基準法、金商法、貸金業の改正など、景気回復になるどころか、やることなすこと、足を引っ張ることばかり、証券税制に至っては、重要改革は先送り、一部改正ばかりで複雑化になるばかり、外国人投資家はますます日本市場から離散する。

またまた問題となった年金名寄せの問題は、解決を後回しで、与野党は責任問題の追及ごっこで、延長国会で税金の無駄使いがいくらになるというのだ。

自民党内は、もう次の選挙の公認問題論争をやっている。

「埋蔵金」と特別会計を比喩する話は、とんでもない。全部彼ら政治家が作り上げた財政のバラまき会計そのもの。政治家の無駄使いの根源で、国の借金拡大の最たる原因となったものである。

まず官のリストラ、財政改革を進め、消費税の引き上げなど絶対に許すべき事ではない。
選挙の前は、引き上げ発言を控えて、終わればまた持ち出す。前参院選挙の安倍前首相の「年金問題は3月末まで最後の1人まで・・・」といっているテレビをみていると、そのとき時の急場しのぎの口先だけの「偽」「嘘」「疑」が・・・・。

 FRBの金利引き下げは市場予想より小幅で、金融不安解消には不足と、欧米株が一斉に急落した。

市場は0.5%の引き下げ幅を期待して買っていたが、発表と同時に失望感からの暴落だった。あまりにもアナリストやマスコミの期待報道で、先回りした投資家の動きが目立つ。

ヘッジファンドは、今年は大幅な損失を出し、今期は儲けたい一心で、意気込みが先回り、我先にと情報を先取りして先行運用が目立つ。

当然予想が外れれば、我先にと売り急ぐ。足が地に着いてない浮き足だった投資が相場を攪乱する。

米国市場は、今一番の暗闇の中にいる。
シティのUAE資金の導入し、UBS1.1兆円の追加損をだした。中東政府系ファンドなどから総額2兆円の資本増強をした。政府系ファンドの欧米金融への投資は、5.5兆円にせまり累計損失額は、約11兆6000億円になった。

欧米5銀行が年末の金融不安解消に大量資金を供給、協調体制を敷いた。効果に疑問と市場関係者はいう。だが連続に発せられる対策は、市場を十分満足されるものとは言えないが、これだけの大がかりの対策だ。いずれ、その効果で金融不安解消されるところが見えてくる。速効を期待するのがむしろ無理というもので、協調体制は評価に値する。

日本のバブルは、資金供給が100兆円超に及び、解消まで10年間を要した。
サブプライム問題の損失は、米国のGDPの5%にしかならない。米国は、いまそれを1年で解決する方向でむかっている。日本に比較しても、いかに対策が早いか、むしろそれを評価すべき時に来た。

年末は、低位、割安、有配の銘柄が買われるケースが多い。
NY市場の急落は、あくまで0.5%の利下げを織り込んでいた相場で、0.25%は失望から売られた。株価も10月始めの高値から11月の安値の3分の2以上戻した位置にあった。「利下げ幅の失望」と「当然の調整」が重なっただけ。この急落を悲観することはない。

「来年の話をすると鬼が笑う」と言うが、来年は、ねずみ年、「ネズミ繁盛、子沢山」、2008年の「8は末広がり」で縁起のいい。07年から08年に変わることは、「七転び八起き」に繋がる。過去ねずみ年は4割の株価上昇を果たした。

いよいよ希望の年となる。投資戦略を着々と・・・・。

「兜町ふくろうhttp://fukurou.sub.jp/」は、「注目銘柄を速報配信」する情報サイトです。
<http://www001.upp.so-net.ne.jp/seifujii/>「最大益ボード」のPassword=hoshinojapan

「さて「最大益ボード」が、下した来週のNK平均の予想は、
Nk 現値15514.51(-22.12)

売(2_5)シグナル(15536.62_20071213)が点灯して2日目です。シグナルモードは、平均5日間続きます。 売りチャンスです。空売りも。売り建てや利食い売りの確度がA級。 売り圧力が強まりそうです。売り優先で。押し目買いしながら 

SWと INXは 59↑58, 71↓76(82~14) 66予 パターン=( 12_3_±0) 総損益=2551.7
評価星取表=★★★★★★★★★

よき週末をどうぞ