忍者ブレーキ修理

雨が小降りになった時に　忍者をロードスターの車庫に移動させて
リアブレーキの引きずりの修理です。
やっぱり押して歩くと　引きずっている音が聞こえます。

まず、マフラーを外し　ブレーキホースを外し　キャリパーを取り外します

外したブレーキホースはフルードが流れ出ないよう　上に持ち上げておきます。

キャリパーからピストンを抜く訳ですが、力技では無理なのでエアーを使います
コンプレッサーは持っていないので　原始的な方法を試します

笑ってしまうくらい貧乏臭い方法ですが

なんと、これが上手くいくんです

無事　ピストンが抜けました。

ダストシールを外すと　溝にフルードの乾いたカスや錆がたくさんあります


ちょっとほじると　面白いくらいカスや錆が出てきます

これを全部取り除きます
このカスや錆が溝の中で増えて　シールを押し出しピストンの戻りが悪くなった状態でした。

ダストシールとピストンシールはこんな状態です

上が取り外したもの　ボロボロです。

ピストンはこんな感じです

ダストシールより外に汚れがこびり付いています。

汚れや錆を全て取り除き　洗って、フルードを塗って元のようにキャリパーに組み込みます

片押しタイプなので　スライドガイドをばらして　乾いたグリスを取り除き
洗浄してグリスアップして組み立てます。

ブレーキパッドを組み込み　車体に取り付け

フルードを足しながら　エアー抜きをすれば完了ですが
なんと　ブリーザーバルブが錆で詰まっています。

ブリーザーを取り外し　針金を穴に挿し込み錆を取り除き
穴を貫通させて無事エアー抜きが終了して　完了です