サイパン生まれの湘南犬

南の楽園・サイパンで生まれ、9歳で飛行機に乗り日本へやってきたシェパードミックス犬の日々。

犬と帰国、準備いろいろ

2013-02-21 13:53:37 | 犬連れ帰国
とーーーってもいいお天気ですが
やっぱり寒~い本日の湘南地方です。
常夏のサイパンが恋しいねぇ…。

でも、寒いので水道の蛇口から出てくる水が
とっても冷えてて美味しく感じてしまう…。
飲める水が出てくるなんて、と
やっぱり感動してしまう~。
今時水道の水飲む人っていないのかもしれないけど…。


さて、ワンコと日本へ帰国の諸々ですが、
書類等の手続きがちゃんと整っても
まだまだ心配事はつきません。

ご存知の通り、我が家のさくらはジャンボサイズ。
ケージのサイズは各メーカー、微妙にサイズが違いますが
大体は同じでXSからGiantまであります。
最初に私が調べたとき、ドキドキさせてくれたのは
デルタの場合、XLのケージまでは人間と一緒に
同じ飛行機で帰る事が出来ますが、
Giantサイズはカーゴあつかい、つまり
犬は貨物として扱われ、人間が乗る飛行機の便に関係なく
その時のカーゴの状況で勝手に便を指定されてしまうのです。

ただでさえ心配で気が狂いそうなのに、
別送となってしまってはもう、無理。(私が)
という訳でケージサイズをにらみつつ、
さくらのサイズを測ってみたのですが、
いまひとつよくわからない…。

決まりではただ入ればいいというものではなく
犬がケージの中に入って立った状態で
頭と天井の間が2インチ(だったかな?)以上あいていて
犬が中で回転出来、横になる事が出来るくらいの
余裕が無いとならない、となっています。

サイズだけで見ればLでもいけそうなんだけど…?
段ボールでおおよそのサイズを作ってさくらを
かこってみたりして、あれこれやってましたが、
余裕をもってXLでなんとかなりそう…。

しかし。
このXLのケージをどこで手に入れるのか、
これが問題です。
今までサイパン島内でそんな大きなケージ見た事が
無かったので、まずは通販で探してみました。

いっぱいあるんですよ。通販で。
しかし。
大きすぎるのでサイパンへ送る事は出来ない、
というのです。

うーーん、どうしようかなーー、
なら日本で買って持ってくるかな~~
などと悩んでいるある日、突如としてエース
(サイパンのハードウエアのお店)にLサイズのケージが
登場したではありませんか!

本番はXLがいいんだけど、とりあえず野方図に生きて来た
さくらにハウスのしつけをしなくてはなりません。
という訳で取り急ぎLサイズを購入。

こうしてハウスのトレーニングがスタートしました。
最初は不審がってなかなかケージの中に
入ろうとしませんでしたが、
おやつを少しずつ、ケージの奥に入れて行って
まずは中に入る事に慣らして行き、
ハウスといって中に入るようになったら
中でおやつをあげるようにしました。

その後さらに中に入ったら扉を閉めるようにして、
少しずつ…多分5ヶ月くらいかな?
かけて慣らして行きました。

しかし、おやつに釣られてハウス!というと
嬉しそうにケージに入るようにはなったものの
長時間中で過ごしたり、寛いだりするようには
とうとうなりませんでした。

どうしよう…悩みましたが一度だけの事、
ぶっつけ本番で行く事にしよう!との結論に。

しかし、後から思うに、やっぱりもう少し心を鬼にして
中で長時間過ごしても平気なように訓練しておけばよかった
と後悔しました。

サイパンの動物病院では、ケージに入るようになって
扉も閉められるようになったら、
そのまま人間は出かけちゃえばいいんだよ、
すぐあきらめるから、と言われたのですが、
なかなかそれが出来なかったのです。

もし、日本に犬連れで帰る事をお考えの方は
出来るだけ犬がケージの中で長時間でも
くつろいで過ごせるようにしつけておいた方が
絶対に(犬も人間も)楽だと思います。

帰国当日の事を書いた記事にもあるとおり、
とにかくさくらは悲しそうな声をあげ続け
ずーーっと横になるどころか座る事もほとんどしなかったので
最後には足がつかれてブルブル震えていましたから…。
私もかわいそうで心が痛かったです。


で、ケージの話ですが
その後結局ダメもとでエースに再び出向き
XLサイズがないかどうか訊いてみたところ、
なんと奥に在庫があってそれを店員さんが
見つけて来てくれました。
やっぱりさくらにはXLサイズの方がよかったです。
(ホントいうとXLでも少しせまかったかも…)

さて、次はしつこくしつこく空港に通い詰めた
私とデルタのやりとり編です。(笑)


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