サイパン生まれの湘南犬

南の楽園・サイパンで生まれ、9歳で飛行機に乗り日本へやってきたシェパードミックス犬の日々。

人間とは複雑な生き物なれど…

2011-04-05 20:34:36 | サイパン暮らし
未だにテレビの放送スケジュールが変則的で
震災関連のニュースに大きく時間を割いているのを見て
今更ながら改めて、事の重大さを実感したりします…。
もっともっと、前向きないいニュースがどんどん流れますように、
と祈るしか出来ない日々ですが。

サイパンでも、チャリティイベントがあちこちで開催、企画されています。
さらにテレビやインターネットで知る所によれば
世界各地で、日本を励ますメッセージが発信され
募金活動などが続いています。

こんな世界の様子を見ていて、
日本って、金は出すけど体を動かさない、
何を考えているか今ひとつ分かりづらい人達の国って
海外では思われてるんだなーという実感が強かった私の認識を
結構改めさせられました。

なんだ、日本って結構世界中に味方がいるんじゃん。

こんなにも世界各国で日本を励まそうとしてくれる
動きが出るとは、正直びっくりでした。

日本のみんなは、もっと胸をはって世界中の人達と
つきあって行けばいいんじゃないかな、と思いました。
そして、普段どうしても国内に向きがちな目を
もう少し世界へ向けて行ったらもっといいのにな、
とも思います。
だって世界は日本を見てくれているんだから。

世の中にはいろんな穿った見方をする人や、
「それは甘いよ」って言う人が沢山居ます。
確かにそうなのかもしれません。

だけど、今日ニュースで被災地の小さな子供達が
自分の学校の瓦礫の撤去をしてくれている
アメリカ軍の兵士達に近寄って行って
ノートにサインをもらっている姿を映しているのを見て
素直に、いいなぁ、と思いました。
あんなに小さい子供達がそんな事を思いついた事に驚くし、
しんどい作業の合間に、そういう風に感謝されたら
兵士だって嬉しいはずだし。

いろんなフィルターやうんちくや政治やしがらみや…
そんなのを無視して、
人と人が交流する姿ってのは、文句なしにいいんだなと
珍しく素直に思ってしまったのでありました。