QSLカードのチェックを終えました。
自分がQSLを書くときの備忘録として、最近、よく見かける、CFMできないQSLカードの例を示します。
1.当局の移動地が違う
当局の移動地を記入いただくことは、とてもうれしいことですが、時々間違えていることがあります。
特に多いのが、ハムログを使って、前回QSOデータを有効にしたまま、過去の移動地を記入されているケースが多く見受けられます。
私もハムログに入力するときに相手の移動地には注意をしていますが、QSOしたときは前回の移動地が入力されていることがあり、相手局からQSLカードが届いた時点で気がつくことがあります。よって、私は、QSLカードに相手方の移動地は記入していません(間違えるより、記入しない方が良いと判断しています)
2.JSTとUTCの誤り
ハムログに入力するときに、間違えたと思われますが、UTCの時間が記入されていますが、JSTにマークされていることがあります。
3.当局の移動地か貴局の移動かわからない
RMKS部分に移動地が記入されていますが、どちらの局が移動していたのかわかりません。どちらかを明記しないといけませんね。
4.QSOしたときのRS/RSTが異なる
59/599と記入することが癖になっているのか、59/599以外のRS/RSTでQSOしているのに、QSL上は59/599になっていることがあります。これは、当局もやってしまっている可能性があり、QSLカードを手書きしている局、もしくは、ハムログへの入力をQSO後に別途入力している際に起きる事象だと思います。当局発行のカードで誤っている場合は、一報いただければ再発行致します。
5.周波数、BANDの記載が不明確
特にハムログの印刷機能を使っている方かもしれませんが、BANDという項目に、周波数が記載されていることがあります。MHzのように単位が記載されていれば問題ありませんが、BANDで数字だけ記載しているケースがあります(例:1200)。見ればわかりますが、正しくはないので、アワード等の申請ではNGになりかねません。これは、他の方のblogを見てから気付き、自分に届いたカードをざっと見たところ、何件か散見されました。要注意ですね。
以上、今回、私が気がついたQSLカード発行時の注意事項でした。
私自身、移動が多い半面、移動地では手書きログ、帰宅してHAMLOGに入力、QSLカードも手書きで、誤りが発生しやすい環境にあるので、注意しなくては…という思いも込めて記載しました。相手にお送りする交信証ですから、正しいものをお送りしないといけませんね。