しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「レッド・ドラゴン レクター博士の沈黙」 1986米

2010年10月07日 | 映画
「レッド・ドラゴン レクター博士の沈黙」 1986米
「刑事グラハム/凍りついた欲望」改題

監督 マイケル・マン
原作 トマス・ハリス

サイコキラーの心理に、自らのそれをシンクロさせて事件を解決するFBI捜査官ウイル・グラハム(ピーターゼン)。
ハンニバル・レクターを連続殺人の犯人として捕らえた後は引退して、家族と静かに暮していた。
そこに、FBIから協力依頼が来る。
満月の夜に家族を惨殺して死体を飾る連続殺人事件の解決の糸口も掴めていない。
そして、シリアルキラーの心理が分かるレクターは、ウィル以外の面会は受け付けない。
ウィルは、表に出ないことを条件に引き受け、レクターに面会に行く。




原作は大分前だが読んでいる。
あまり覚えていなかったが、見ていると思い出してくる。
ウィルとレクターとの心理戦。
ウィルと犯人との心理戦。
そのピリピリする感覚がとてもよく伝わってくる。
シンクロすることで、ウィルの気持ちは闇に染まって行くような。
それがかなり怖く伝わる。
サイコキラーの犯人の書き方が弱い気がする。
原作ではもっと、犯罪現場の異様さや、本人にも色々あった気がする。
レクター博士と言えば、アンソニー・ホプキンスが思い浮かぶが、違和感なく見られた。
全体的に抑えた雰囲気が、心理的な怖さを出している。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (キキ)
2010-10-07 21:03:38
どうしたらこんなに本が読めるのでしょ?
私は本大好き人間だったのに、目が悪くなると本から遠ざかってしまいました。
読みかけの本や買ったものの全く読んでなくて本箱にも眠ってます。
いつになったら読破するのでしょうねえ・・・
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活字中毒かも。 (しましましっぽ)
2010-10-18 21:30:06
キキさん、お返事遅くなってごめんなさい。
自分も目が悪いのですが、疲れてもつい読んでしまします。ちょっとでも読める時間があると、本を開いてしまします。
結構ぶつ切れで1、2ページしか読めなくても平気なのです。
そのせいか、録画した映画も2回に分けて見るのも平気です。
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