しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「エリザベスタウン」 2005米

2007年04月23日 | 映画
勤めていた会社に約10億ドルの損害を与えて倒産に追い込んだ青年、ドリュー(オーランド・ブルーム)は、自殺しようとしている時に、父親が帰っていた故郷で死んだことを知らされる。
そして、父の遺体をケンタッキー州の小さな町、エリザベスタウンまで引き取りに行くことになる。
その時に乗った飛行機の添乗員、クレア(キルステン・ダンスト)はドリューの様子がおかしいのに気が付き、色々と話掛ける。



死を考えていたドリューが、父親の死に触れ、死について、周りの人の反応を見て、きっと生きることと死の意味について考えたのだと思う。というか、きっと今までドリューという青年はそんな生死について考えることはなかったのだろう。
誰の為に生きて、誰の為に死ぬのかなど。
しかし、湿っぽい話ではなく、何となく気分で見せる感じの映画。映像で伝えてくれる。
そんな目に入る映像が、きっとドリューのからっぽだったの心に感情を呼び覚ましてくれたのだろうと思える。
クレアはドリューと電話で話すうちに恋したのかな。
なんだか、ぼんやり、ほんわかしているオーランドの表情と、大丈夫だよとなんでも受け入れてくれそうなキルステンの笑顔が見ていて、人生なんてどうにでもなるよ、と思ってしまう。
ほとんど感情を見せないドリューが、旅のドライブで涙する姿がいい。
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