しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「前巷説百物語」 京極夏彦 

2009年07月25日 | 読書
「前巷説百物語」 京極夏彦  角川書店 「寝肥」 「周防の大蟆」 「二口女」 「かみなり」 「山地乳」 「旧鼠」 大損まる損困り損、泣き損死に損遣られ損。 ありとあらゆる憂き世の損を、見合った銭で肩代わり。 銭で埋まらぬ損を買い、仕掛けて補う妖怪からくり。 小股潜りの又市が、初めて見せる御行姿。 明治へ続く巷説が、ここから始まる百物語―。      <カバー見返し側より> 百物 . . . 本文を読む
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