しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「後巷説百物語」 京極夏彦 

2009年07月22日 | 読書
「後巷説百物語」 京極夏彦      角川書店 「赤えいの魚」 男鹿地方にある幻の島、戎島(えびすじま)。 百介は盗賊に人質にされ海に出て、辿り着いてしまう。 そこは陸とは隔離された島で、独自の掟があった。 「天火」 小火騒ぎが続いた折、油屋の根本屋が全焼して死人が出る。 小火の現場では、根本屋の後妻、美代が目撃されていたので、火付けの犯人と疑われていた。 美代は根本屋の火事は火球が飛び込んで . . . 本文を読む
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