しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「殺人者の涙」 アン=ロール・ボンドゥ 

2009年07月14日 | 読書
「殺人者の涙」 アン=ロール・ボンドゥ      小峰書房  Ies Larmes de l’Assassin  伏見操・訳    チリの最南端、南太平洋の冷たい海にノコギリの歯のように食いこむ地の果て。 そんな荒野に、夫婦と幼い息子が住むポロヴェルド農場がある。 人が来ることは本当に珍しかったが、一夜の宿を求める旅人を受け入れていた。 そこに、アンヘル・アレグリア、「天使(アンヘル)」と「歓喜( . . . 本文を読む
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