本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

往復20時間

2015年09月23日 | うちの猫

窓の外を眺めるエルくん。
彼は鳥には反応しないのですが、電車が走るところはよく見ているので、
鉄の素質があるのではないかと思います。


さて、シルバーウィークに片道10時間(高速使用・休憩時間込)かけて、夫実家に帰省しました…。
もう大変…。眠いし体痛いし、きつかった…。

前回の帰省時には、さくらがストルバイトを発症してしまったので(わたしも胃痛で寝込んだけど)、
今回は鈍感力を駆使して、猫の世話第一に過ごすことにしたのです。
とにかく時間を割いては、スープを飲ませたり、ぬるま湯を用意したりなど水分補給を心がけ、
馴染みのない場所に連れて来られて不安がったり淋しがったりする猫らを可愛がり、
夫の匂いがする服を泊まる部屋に置いて、少しでも安心できる環境が作れるようにつとめました。
おかげで、夫実家に着いた当初は多少トイレ回数が狂ったものの、
なんとか滞在数泊、往復20時間を乗り越えて、二匹とも無事なようです。

あちらの家は、我々夫婦だけ子供ができないのでヨメのわたしにとっては完全アウェイであり、
今まではその中でできるだけいい子にならなくちゃと自分なりに頑張ってきたけど、
前回さくらを病気にしてしまって、本当に苦しくて仕方なかった。
だからもう、子供がいないのに猫ばかり大事にすることで周りからどう思われたとしても、
受け入れるしかないな、と考えることにして、状況が許す限り猫優先の方針で行きました。

今回の感触からすると、往復の旅路で頻繁に水を飲ませることと(飲みたがらないけど、注水器でちょっとずつでも)、
到着初日はできるだけ傍にいて落ち着かせてあげることが大切なような気がしました。
エルはそわそわしていつものフードを食べない時があるけど、
残りはケージに入れておけば、夜中に空腹でむさぼり食ったりするから大丈夫。
あと、世話をしていると、二匹ともケージを飛び出して部屋の奥へ隠れてしまい、
捕まえてケージに戻さないと泊まり部屋を出れないのに猫らに手が届かないという時、
美味しいおやつをちらつかせると、そろりそろりやってきて捕獲できるので、シーバは必需品!


夫実家でのエル坊。

異食癖のため、ケージ中心の生活。甘えたくて、毛布もみもみしました。

さくら嬢。

夫の洗濯もの入れだったビニール袋に入り、匂いを満喫。


さくらはおとうさんさえいればくつろげるのだけど、帰省時の夫はまるで当てにならないので、
(あまり猫の傍にいない、世話を手伝わない、さらにわたしのフォローをしない…)
夫の汗を染み込ませて熟成させた服やタオルをわざわざ持参したのだった。
多分、変態さくらには絶妙な安らぎ効果があったんじゃなかろうか。
そういえば、就寝時にさくらがすごく甘えてきて可愛かった!と夫は言うのだが、
わたしには、夫が寝ている時にけろっとした顔で踏みつけていた姿しか印象にない。
後足で蹴られた衝撃にぐえっと声を漏らして目覚めた夫は、
しかし寝ぼけていて翌朝には一連の出来事の記憶が無かった。幸せな野郎なのだった。


「みんな、おつかれさまー!」

ほんまに、おつかれさんやね。
夫実家滞在中も、車中も、興奮しまくりで長時間起きていた猫たち、
自宅に帰ってきて、睡眠時間を取り戻すがごとく、よくすやすや寝ています。
わたしと夫は喉風邪をもらってきたので、へろへろ。
あとで栄養ドリンク買ってこよう…。三日くらい、ひたすら寝たいよ…。



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