本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

猫連れ車大旅行

2012年05月03日 | うちの猫

さくらは我が家の大事なおひめさま。

GW前半は滋賀から九州の夫実家まで帰省してまいりました。
夜の高速で休憩挟んで大体10時間くらい。車中で夜を明かすことも含めて5泊6日。
いやはや、猫連れ旅行は大変だったのです。

さくらは車に乗せると、いつも初めのうちは動物病院行きを恐れて体をこわばらせます。
しかし、しばらくするとキャリーから出てきて動きたがるので、ハーネスとリード着用は必須。
滅多に鳴きもしないし、後部座席をうろうろしつつも大人しいのだけど、
目がらんらんとして眠れない様子で、ずーっと外を眺めていました。
フードは食べるんだけど、水はなかなか飲まず、
仕方なく湿らせたコットンで口を拭いてみたりしました。

一番の問題がトイレ。
たまに出入りはするのだけど、休憩中もする様子がありません。
18時過ぎに出発して、翌日早朝夫の実家に到着してからもずっと…。

今回はぎりぎりになって、予定していた折りたたみ式プレイサークルではなく、
さくらが中でくつろぐこともあったキャットフレンドルームというケージを持って行き、
落ち着くまでそこで過ごしてもらうことになっていたのですが、
それを置く場所がわたしたちが泊まる部屋とは別の部屋になってしまい、
さくらは見知らぬ場所でしばらく一匹で過ごすことになったのでした。
おそらく、いきなり知らない人に囲まれるよりは、
家の匂いのするものの傍で静かに過ごせて良かったのだろうと思いますが…。


↓ 割合簡単に折りたためます(大きいうえに、組み立てたものはグラグラしがちだけど)。

マルカン キャットフレント゛ルーム
クリエーター情報なし
マルカン

↓ これをタオルにスプレーして傍に置いてみた。効果はよく分からない。

しつけアロマスプレー いらいらノン
クリエーター情報なし
トーラス


出かける前までは家で数回排泄していたものの、
到着日の午後まで出ないとなると、心配し過ぎて慌ててしまう過保護飼い主のわたし。
猫はおしっこができないと危ない、という情報がインプットされているもので。
診療時間内に聞かなきゃと思って、かかりつけの動物病院に電話して指示を仰いだものの、
向こうも実際に診察をしていないので、きっぱり大丈夫とも言い切れない様子。
早めに最寄りの動物病院に行くべきか、もう少し様子を見るべきか、判断に迷いましたが。

その時点でさくらは食欲があったし、ぐったりもしていなかったので、
しばらくわたしとさくらだけになり、緊張でがちがちの体をあちこちマッサージしてみて、
少し遊んでやって、水を飲ませたら、ようやく18時頃トイレをしました。
丸一日出なかったため、二回分くらいしていましたよ。
その後はトイレの場所が変わっても大丈夫でした。
それからはケージには閉じ込めず、一部屋だけにいてもらったり、
寝る時はわたしたち夫婦と同じ部屋という状態にしたら、
多少は安心した感じで眠るようになりました。

その後は、徐々に徐々に慣れてきて、
わたしたち夫婦が留守番している時だけ色々な部屋を探検してみたり。
義母が傍に来ると手の届かないところに逃げ込むけれど、
名前を呼ばれるとしっぽを動かして返事をするまでになったり。

3日目には2階の廊下をダダーッと走って、わたしに遊びをねだるようにもなりました。
まあ、行動が広がっただけに危ういところも多くなったんですが。
どこからかゴキブリ退治の薬剤を持ってきた時にはひやっとしました。
夫の家の階段には縦格子状の手すりがあるのですが、
そこからぐーっと身を乗り出すのも怖い光景でした。
何せ、そんな高い場所は初めてですからねえ。
加減が分かっているのかいないのか、今にも飛び出しそうで、
見守っている人間のほうがゾーッとするのです。

数日経てばこの通り。
わたしたちが付き添わなくても、持参の猫ベッドでグルーミング。

えらいぞ、さくら。

そしてまた、長い長い時間を車中で過ごして帰宅。
途中、雨の時に動くワイパーを見てにゃーと鳴いたり、
急ブレーキで後部座席の荷物がどっと前にずれてきたりといったトラブルに驚いたものの、
バスタオルで体をくるむようにして膝に乗せていると、やがて落ち着き…。
家に帰ったら興奮したのか駆け回って縄張りを点検していました。
そして、やはり移動時間には我慢していたらしいトイレでしたが、
おうちではすぐにできました。
こちらとしても環境を整えるために最大限の努力をしてみたものの、
数々のストレスに耐えたのはさくら。本当に頑張りました。

いつもの場所に猫ベッドを置きなおすと…。

ぎゅー。

ぱーっ。

車でろくに眠れなかった時間を取り戻しているようです。

ちっちゃなおてて。ごめんね、人の都合で振り回してばかりで。

でもまあ、この調子なら今後も帰省はなんとかなるかもなあ、という手ごたえであった。

夫婦そろって猫バカぶりを露呈した今回の夫実家滞在。
嫁としての振る舞いはどうだったかということは聞かないでください…。
嫁として、妻として、猫ハハとして、
同時に頑張るのは大変困難だということが改めて分かりました!
まー、思うようにできなくても仕方ないさあ。



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