本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

子供椅子はいらないようです

2014年05月28日 | うちの猫
「ぼくもみんなと一緒に食卓でご飯食べられるよ。ささみ持ってきてー」
エル、猫だよね?お腹にファスナー無いよね?


待ちに待った「シャーロック3」日本語版の第一話「空の霊柩車」を録画したので、二回ほど観ました。第二話放送までにもう一回観ようかなあ。
以下、少しネタバレです。












シャーロックの死を信じて苦しみ抜いたジョンのことを理解せず、帰還すればただ喜ばれて元のように共に冒険できると思い込んでいるシャーロックが、実に痛い。
推理能力があっても人の心の機微を察する子じゃないんだって、ジョンも(視聴者も)もう分かってるんだけどね。それでもあの空気を読まない登場はイラっとするよなあ。
まあ、ジョンが大好きすぎて、あのテンションになっちゃったんだろうって感じはしたけど。
ジョンも再会して一瞬ほっとしたから、まるでおかんのようにブチ切れることができたんだろうけどね。
これはこれでユーモラスで、現代版ホームズものとしては面白かった。前回のクリフハンガーの締めくくりとか、トリックの質は微妙な点もあるけど、決して本格ものではないからなあ。
ホームズ作品が好きで好きで仕方がないオタクが集まってわいわい楽しむような、本家だけど同人誌みたいなノリの娯楽ドラマだと思います。早くも「シャーロック4」が待ち遠しい!

それにしても、原作に忠実なグラナダ版の完成度はすごかったな。何度も繰り返しビデオを観ていた少女時代…。ホームズに恋してました。
あれで、「賢くてある分野で優れた能力が発揮するけど、仕事にのめり込んでいて、わがままで気難しくて滅多に人になつかなくて、家事などの生活上の課題は苦手というアンバランスな人のそばにいて、フォローしたり諌めたり、周りから守ったり陰から支えたり、時々君がいなきゃ駄目なんだとかいうデレ展開があって胸きゅんしたい」という助手願望が芽生えて、それをこじらせて現在にいたることを思うと、昔の自分に水をぶっかけたい気持ちです。
あんな名探偵はいません!(多分)
いたとしても、わたしにはデレません!(多分)

…多分ってところに若干期待が潜んでるよね。まだ卒業できてないね。