要約できない人生のあれこれ

気ままに日々のこと
いきづらさを抱えて。なんでもない日常のこと。ごみ捨て場。届かない。

昨日のハートネットTVを見ておもったこと

2015-09-25 13:45:54 | 日記



昨日はチエノバでBPDについて放送されていて

いとうくんといっしょに真剣に見た

私は放送がこわかったけど、内容は

客観的によく見ることができるようなものだった



思ったのは、私はさんざん高校時代に

自分の症状について考えたりどうすれば生きていけるかを悩んだり

たくさん本を読んだり、保健室で泣いたりしながら

BPDと向き合ってきたのだなあということ。

何よりも自分自身と向き合ってきた、ということ。

そのときに身につけた知識や生きるすべ、考え方で

なんとか頑張ってやってこれていたんだなあということ


紹介されていたノートに殴り書きをするということも、

第三者とともに治療していくということも、

私、できているなあということ。


ノートに自分の感情を吐き出すこと、

そして自分自身と語り合うこと。

これはもうずっと、ずーっとやってきたことだから



取り上げられていたひとたちのことを、なんだか

渦中にいるんだなあ、、と俯瞰して見てしまった

私、自分で対処ができているほうなんだなあというか、

その術を知っていたんだな、わかっていたんだな、

いままでひとりで頑張ってきたこと、間違ってなかったんだな

そんな感じで、答え合わせのような安心感を得ました




いまは、症状が出たりすることもあるけれど比較的安定していて

私は自分で、

自分自身と向き合うという、いちばんの治療法を

もう長いことしていたんだなあと気づく。



なんだ、そんなことか…

という感想だった。ああ、私のことだ。

と、当事者で今は執筆活動や講演をしているゲストの方の

工夫なり考え方を聴いてそう思った。



私はもしかしたら、結構もう、寛解に向かっているのかもしれないな、なんて



おだやかなきもちで見ることができました



高校生のころ、自分と同じようなひとを探して、

ネットや本で見つけて安心したことを

なんだか思い出しました。


きっとそういうふうに、いまも、

くるしんでいるひとはたくさんいて、

だからあの放送で救われたひとがいるのなら、

このくるしみは自分だけじゃなかったんだと思えたひとがいるのなら、

ああいう放送でよかったんじゃないかと思いました。



結構みなさん発言に気を付けていて、

私はそれがさすがNHKだなあ、と感心しました