要約できない人生のあれこれ

気ままに日々のこと
いきづらさを抱えて。なんでもない日常のこと。ごみ捨て場。届かない。

天国と地獄

2017-09-20 22:36:14 | 日記







人生ってなんなんだろう、と思う。

わたしはひととの出会いが人生だと思って生きてきた

高校受験の作文にも、そんなようなことを書いた


感情があって、感受性があって、そのなかでひとと出会う

ひとと出会うことがいちばんの生きがいで

その刺激があるから生きていた



だけど、どうしてももう会えないひとがいる

ずっとすきなひとがいる

そのことを考えると胸がくるしくなる

せっかく出会った

たのしかった

壊れた

お別れした

もう、会えなくなった

もう、言葉を交わせなくなった

それだけのことがこんなにもかなしい



壊したのは他の誰でもないわたし

きっと、いまのわたしならうまくやれる

そう思えるときもある

でも、そんなのはきっと叶わない

いちど壊してしまったら修復できない

歯車が狂ったら、

それがひととの出会いだっていうこと。




壊してしまった関係は数えるほどだけど

いくつかある

ひとを傷つけてしまったことは

わたしのカルマだ、

きっと天国には行けないな





こんな天国と地獄の話をきいたことがある

両方のひとたちはみんな同じ長いフォークを持っている

天国のひとたちはその長いフォークを使って他のひとに分け与えた

地獄のひとたちは自分で食べようとし、自分自身をフォークで傷つけた

そんなような話。


天国と地獄のことは信じてはいないけど

ほんとにそうだなあ、って、わたしは思う








でもね、傷つけてもう会えないな、話もできないなと

思っていたひと、ふたりと

最近また話ができるようになった

ほんとうにうれしい。

どんな些細な会話でも、

わたしにとって、大事だったひとたち

とびきり大事だったひとたち








そんなことを想っていた