人間なんてうまれてこようなんて意思がなくとも
勝手に地上に落とされて
働いて、生きる、それが当たり前みたいに
過ごさないとおかしいことになってる
なんでなのか考えるのはもうやめたけど
そんなのやっぱりへんだよなと今日おもった
コインランドリーに行った。
洗濯物が乾くまで、車の中にいた
主婦のひとが忙しそうに乾いた洗濯物をたたんでた
きっと、家に帰っても忙しそうに夕飯をつくって
それが終わったら洗い物をして、
休むわけでもなく主婦をし続けるんだろうなと
おもった
人生は壮大な暇つぶし、気晴らしでしかないと思っているけど
それなのにこんなにくるしかったりつらかったりするのは
どうしてもおかしいなとおもう
太宰治は愛するひとがいたのだろうか
好きで好きで仕方のないひとがいたのだろうか
好きで好きで仕方のないひとと一緒にいることができないから
他の女と死のうとしたのか
よくわからないけれど
彼のことを考えていた
彼を絶望させたものはなんだったのだろう
久しぶりに夕陽をじっと見た
雲が橙色にふちどられて光ってきれいだった
そらを見て泣いた日も
もう遠い
またそんな自分に戻れるかどうかもわからない
戻りたいと、おもっていた