梅ちゃん先生 第５８回

梅子のお相手は、ずっと信郎を押してきた私ですが、今回を見て心が揺れました。松岡は、愛すべき変な人です。けっこう優しかったりするし。見た目は、かくだんに信郎が上（私的に）なのですが。
尾崎さん脚本の『結婚できない男』を思い出しました。変な人の描き方が似ています。

弓子は、松岡が立ち会うなら、手術を受けたくないと言います。理由は、弓子が松岡のことを好きだから。
梅子は「私が何とかします。」と安請け合い。いいのでしょうか。梅子自身は、松岡のことをどう思っているのでしょう？一緒にいて居心地良い存在ではあると思いますが。

梅子は松岡と宿直。
梅子は松岡に弓子の手術に立ち会わないように頼みます。松岡は「一つ貸しということで。」承知します。結婚について訪ねると、「今は、医学に集中したいんです。」

｟心に残ることば｠
「もちろん知識は大事です。それ以外にも大切なものがあるんじゃないか。」という松岡のことば。このことばが、梅子のとってのより所になっていくような気がします。

梅子は、看護婦にもらった展覧会へ行くと、松岡に出会います。梅子は、結婚相手として弓子はどうかと聞くと。「あの人とどうこうはないなあ。好みじゃないんです。」「そうですか。」
(弓子との約束が果たせなくなってしまいました。）