昨夜のアルテコザに来てくれた皆さん、どもどもありがとー。
さて、この夜のライヴタイトルになった
「ローリー~コザに抱かれて眠りたい」の通り、
コザのローカルソング色100%のステージをお送りしました。
これまた日曜日という、ゴーストタウン中の町という独特なムードの中、
なかなか味わい深いライヴとなりました。
今から遡ること15年前、「コザに抱かれて眠りたい」という本が、
ひっそりと出版されたのを覚えてるでしょうか?
この本は高村真琴さん(通称TORAさん)が書いた、
彼女が言うとこの"ナイチャーいなぐ"のコザ在住時の奮闘記。
発売が2000年だから、あれから15年の歳月が経ったんだね。
TORAさんとはコザで会ったり、呑んだりしたし、
ライヴにもよく顔を出してくれた。
ここんとこトンどころか、ドーンって感じで噂も聞きませんが、
まぁー彼女のことだから、どこかの空の下、
いつものように何かに刃向かってることでしょう。
そんな「コザに抱かれて眠りたい」から15年を記念してってわけでもないけど、
変わりゆくコザの形や僕の心情など、
久し振りにコザを歌ってみようかと。
色んなコザの顔やTORAさんのこと思い出して、
曲のタイトルを「コザに抱かれて眠りたい」に決めて、
そこから色々な景色を僕なりに切り取ってみた。
コテコテなタイトルですが、今更テレる歳でもないのでね🎤
それで今回のアルテコザのライヴタイトルにもして、
初披露しました。曲調はフォークです。
ローリー史上本格的なフォークミュージックです。
ホーボー旅に出たくなるような世界です。
気分はウディ・ガスリー😌
それも歌詞が20番まであります。
これでもそうとう歌詞を削りましたが、
これからもまだ増えてゆく可能性、大です。
まさに佐渡山豊状態のローリーなのです。
豊さんとはプロデビューした小学生の頃からの付き合いだし、
僕の中で眠ってたあの感触がきっと甦ってきたのでしょう。
もちろん歌詞の中に豊さんも登場して来ますし、
ソルト&グランダッドに始まり、手塚治虫にブルース・リー、
ベイシティー・ローラーズにコンディション・グリーン、
数えきれない今は無き昭和の景色を描きました。
この曲は曲がどう、歌詞がどうとかいうことではなく、
良いも悪いも僕の目の前に映った景色を切り取っただけの、
ただそれだけの曲。
相変わらず初めての人が聴くには、さっぱり分からない、
固有名詞盛り沢山のローリー節。。いつもごめんなさい。
それでもやはり時代を切り取り、歌に張りつけるということが、
それこそ逃れられないオキナワン、
コザっ子としてのDNAが僕を動かしていると思うのです。。
という事にしておきましょうね😊
面倒な説明はこれくらいでね、もしこの曲を聴く機会があったら、
音楽というより、絵本かなんかを聴いてるような、
そんな気分で聴いてもらえたら嬉しい。
そんな感じです。