コザに抱かれて眠りたい~2015

2015年12月14日 | 日記

 

 

昨夜のアルテコザに来てくれた皆さん、どもどもありがとー。

さて、この夜のライヴタイトルになった

「ローリー~コザに抱かれて眠りたい」の通り、

コザのローカルソング色100%のステージをお送りしました。

これまた日曜日という、ゴーストタウン中の町という独特なムードの中、

なかなか味わい深いライヴとなりました。

 

今から遡ること15年前、「コザに抱かれて眠りたい」という本が、

ひっそりと出版されたのを覚えてるでしょうか?

この本は高村真琴さん(通称TORAさん)が書いた、

彼女が言うとこの"ナイチャーいなぐ"のコザ在住時の奮闘記。

発売が2000年だから、あれから15年の歳月が経ったんだね。

TORAさんとはコザで会ったり、呑んだりしたし、

ライヴにもよく顔を出してくれた。

ここんとこトンどころか、ドーンって感じで噂も聞きませんが、

まぁー彼女のことだから、どこかの空の下、

いつものように何かに刃向かってることでしょう。

そんな「コザに抱かれて眠りたい」から15年を記念してってわけでもないけど、

変わりゆくコザの形や僕の心情など、

久し振りにコザを歌ってみようかと。

色んなコザの顔やTORAさんのこと思い出して、

曲のタイトルを「コザに抱かれて眠りたい」に決めて、

そこから色々な景色を僕なりに切り取ってみた。

コテコテなタイトルですが、今更テレる歳でもないのでね🎤

それで今回のアルテコザのライヴタイトルにもして、

初披露しました。曲調はフォークです。

ローリー史上本格的なフォークミュージックです。

ホーボー旅に出たくなるような世界です。

気分はウディ・ガスリー😌

それも歌詞が20番まであります。

これでもそうとう歌詞を削りましたが、

これからもまだ増えてゆく可能性、大です。

まさに佐渡山豊状態のローリーなのです。

豊さんとはプロデビューした小学生の頃からの付き合いだし、

僕の中で眠ってたあの感触がきっと甦ってきたのでしょう。

もちろん歌詞の中に豊さんも登場して来ますし、

ソルト&グランダッドに始まり、手塚治虫にブルース・リー、

ベイシティー・ローラーズにコンディション・グリーン、

数えきれない今は無き昭和の景色を描きました。

この曲は曲がどう、歌詞がどうとかいうことではなく、

良いも悪いも僕の目の前に映った景色を切り取っただけの、

ただそれだけの曲。

変わらず初めての人が聴くには、さっぱり分からない、

固有名詞盛り沢山のローリー節。。いつもごめんなさい。

それでもやはり時代を切り取り、歌に張りつけるということが、

それこそ逃れられないオキナワン、

コザっ子としてのDNAが僕を動かしていると思うのです。。

という事にしておきましょうね😊

面倒な説明はこれくらいでね、もしこの曲を聴く機会があったら、

音楽というより、絵本かなんかを聴いてるような、

そんな気分で聴いてもらえたら嬉しい。

そんな感じです。


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