僕の今が過去になる時

寄り道しながらまっすぐに。

おれたちの思いどおりに

2013-09-28 22:05:24 | 音楽
Revolutionary/9mm Parabellum Bullet


昨日になりますが、音小屋の最終講を終えまして。
いつも、考えたことや感じたことを記録するのは
まずはこのブログと決めているのですが、
今回は、一緒に音小屋に参加してた人たちに
書いたものを読んでほしいという思いが強かったので
Facebookの方にまとめました。
ただ、FBだと自分は今後読み直さないので(←)
ブログの方が結構読み返すんだよね。
なので、FBに投稿したものに
一晩経って考えたことを足したりした文章を
こちらのブログの方にも上げておこうと思います。

ほんとに単なる自分の覚書でごめんなさい(笑)
FB見ててブログも見てるよーって人は
適当に流してください(笑)
ものすごく書き足してるんだけど、大したこと言ってません(笑)

とってもあっという間の2ヶ月間、12時間でした。
1回2時間の講義に、その後の飲み会とか入れても
せいぜい全部合わせて20時間とかじゃないかな
(朝まで参加してたことがないので)。
うちの大学の講義が70分しかないこともあって、
始まる前は、2時間って長いなぁと思っていたのだけれども、
実際は毎回ほんとにあっという間でした。

でね。

今回応募しようと思った理由は2つありました。

最大の理由は、「面白そうだったから」。
音小屋って音楽ジャーナリスト養成塾なんだけど、
別にジャーナリストになりたいとか
思ったわけではありませんでした正直。
音楽が好きで、柴さんの文章が好きで、
音楽について考えるのが好きだったから。

もう1つは、何て言えば良いかな、
モラトリアムを謳歌したかったとでも言ったら良いのかな。
大学3年の夏ですよ、周囲は皆、
インターンとか行ってるわけですよ。
だけどわたしは大学出た後の事を考えるのが怖かった。
大学入って3年目になって、
結構今好きなことだけをやってる生活で。
専攻してるのも大好きな音楽だし、
いろんなライブに行ったり、楽器を演奏したり、
そういう毎日がとても楽しくて、
けどでも音楽を仕事に出来るのって
凄く一握りの人じゃないですか。
自分が音楽を仕事にしたいと思ってたかというと
そういう訳ではないのだけど、
今が一番楽しいんだろうなって思っちゃってたから、
今後について考えたくなかった。
だから逃げました。自分の将来について考えるかわりに、
大好きな音楽について突き詰める夏にしよう、って思った。

それが結果的に、そういう今まで自分が目を背けてきた部分と
音小屋をきっかけにきちんと向き合うことになったというか。

5回目の講義で、MONOってバンドが来てくださって、
そこで最終的に「生き方」についての話みたいなことも
結構出てきたんですね。
それが自分にとって非常に多くのことを考えるきっかけになりました。
「1年後の事とかが何も決まってないのって怖くないですか?」
という質問をわたしはあの日Gotoさんに投げかけて。
それに対して貰った答えが自分にとって凄く大きかった。
やるかやらないかしかない、0か100しかない、90はない、という言葉が
ずっと80や90で生きてきた自分にとっては本当に衝撃的だった。

受講前と何かが変わった、とかっていうのは
今はまだ分からないけど、この2ヶ月は
きっと今後自分の人生を振り返る上で
何らかのターニングポイントになったに違いないと思ってます。

少なくとも、将来のことを考えるのが怖くなくなった。
全く怖くないと言ったら嘘になりますけど、
ちょっと楽しみだなって思えるようになりました。
何をするか、何が出来るかはまだまだ模索中ですが、
今はそれを楽しみだと思える。

直近で変わったのはあれだな。
音小屋行ってなかったら、先日受かったインターンにも
絶対応募してなかったと思う。不思議ですね。


それから、2ヶ月間、音楽について
熱く語り合う時を持って思ったこと。

わたしは音楽が大好きです。
で、音楽って結局娯楽なんですよね。エンターテイメント。
生きるために必要なものじゃないわけですよ。
例えば震災直後はエンタメ業界は全部止まったって話を聞いたし。
だから音楽って真剣に考える必要があるものではないと思う。
単に聴いてすげーって思って
ライブで踊ってかっけーって愉しめば良いよね、
みたいなのも全然ありだと思うし、
実際自分は長いことそういう楽しみ方をしてきたし、
それが正解なのかなって思います。

だけど音小屋で、音楽とメディアの今後だとか、
大きなことから身近なことまで凄く色々考えて、
柴さんや他のメンバーの考えてることを聞いて、
なるほど!って思ったり、それはどうかなぁって思ったりして。
頭の普段使わないところ使って必死で考えてたんですよね。
もともと少し捻くれた音楽好きだから、
考えたことないわけじゃなかったけど
こんなに真剣に音楽について考えたのは初めての経験だった。

で終わってみて今思ってるのは、
こうやって考えることをやめたくないな、ということです。
普通に聴いて楽しけりゃいいじゃん!
って思ってた頃からしたら、
すごくめんどくさい楽しみ方なのかもしれない(笑)
考えるんじゃない、感じるんだ!
って言われたら言い返せない(笑)
けど、もっともっと色々考えてみたいし、
色々知りたいし、って思ってます。

そういう理由で大学でも音楽を専攻しようと思ったんだ、3年前。
ん、4年前かな。
生きていくのに何も関係なくて、
大半の人にとってはどうでもよくて、
だけど考えだすと止まらないっていうのは、ただただ面白いからです。

考えたこと、感じたこと、気付いたこと、分かったこと、
分からなくなったこと、見失ったこと、色々たくさんあります。
キャパシティ超えてるもん、まだ(笑)
だけど、色んなことから目を逸らして、わからなくなって、
怖くすらなっていたこの時期に音小屋を受講出来て、
本当に良かったと思っています。
余計わからなくなったことも沢山あったんだ、ほんと。
それをこれからもっと考えていくのも
また楽しいんじゃないかなぁ、と。

まだまだおもしろいことはいくらでもあるでしょ。
それは音楽に限ったことじゃないでしょ。
なかなか前途は希望に満ちているじゃないか。



…とかって言って人生ハードモードに踏み出しちゃった気もしてるよ!笑

長々と書いてしまいました。
短くしようと思ったんだよ、ほんと
(田淵先生みたいなことを言ってみる)


ハポ展ことハリー・ポッター展にも行ってきたので
その感想も書きたかったんだけども。
それは明日にしましょうかね。
(こちらもものすごかったです感動に打ち震えました)
恵比寿リキッドルームのライブの話はいつ書くつもりなんだわたしは。