先週は長野県で二つのスキー場を転戦しました。最初が木曽のやぶはら高原スキー場でした。こちらには大学時代の山仲間とオールドスタイルのスキーです。やぶはら高原スキー場は歴史のあるスキー場でしょうが、閑散としていました。ただ2日目水曜日はサービスデーということで、シニア全日券がなんと1,900円でした。今大きなスキー場ではシニア券でも5千円以上しますから1/3程度の値段ですね。泊まったスキー宿もキャパシティはあるのですが、泊り客は我々以外は一組だけでした。
宿賃8千円で猪肉の入った味噌汁までついていましたのでお値打ちだと思います。
でもこの辺りのスキー場は安くしないとスキーヤーを呼ぶことができない。
そして安くしてもやってくるのは近在近郷のスキーヤー・ボーダーだけで外国人はもとより遠方のスキーヤーを呼ぶことができない。それでデフレ循環を起こしているという感じですね。
次に行ったのが志賀高原でした。こちらは志賀高原プリンスホテルに泊まり昼食もちょっとおしゃれにピザに赤ワインにしました。
リフト代はシニア全日券が5,600円いい値段ですね。
プリンスホテルの上にある焼額山ゲレンデは規模が大きく土曜日にはかなりのスキーヤー・ボーダーが来ていました。
ただ志賀高原は同じ長野県の白馬八方スキー場に較べるとオフピステ斜面が少なく、冒険好きの外国人スキーヤー・ボーダーは呼び込めていません。
外国人スキーヤー・ボーダーが増えるとスキー場は儲かるでしょうが、飲食代やホテル料金が高くなります。そういう意味では志賀高原はまだ外国人スキーヤーによるインフレが起きているとは言えませんが、リフト代などはしっかりした値段を取り、ややインフレ的に運営していると感じました。