このところ米国株はダウ低迷・ナスダック堅調という傾向があったが、昨日(6月22日)はダウ・ナスダックとも低迷した。
ダウは196ポイント(0.8%)、ナスダックは68.56ポイント(0.88%)下落した。ダウは8日間続落でこえrは2017年3月以来のこと。
ダウ大幅下落の原因は、ドイツのダイムラー社が中国の報復関税で減収減益になるという予想外の警告を出したことが引き金になり、GM・フォード株が下落したことだった。
前日まで米中貿易摩擦の影響が少ないということで、買われていたハイテク株も昨日は下落した。
一つの要因は最高裁が州政府がアマゾンなど電子商取引会社から売上税を徴収することができると判断を示したことだった。
アマゾン株は1.1%、eBay株は3.18%下落した。
ダウが下落を続ける中で全般的に中国エクスポージャーが少ないFANG銘柄(除くアップル)が買われていたが昨日は一休みである。
余談ながら先日広州空港で乗り継ぎをした時、グーグルやフェイスブックにアクセスできないことに改めて気づいた。
グーグルのサーチエンジンは中国では2010年以降ブロックされているのだ。なお中国のスマートフォンはアンドロイドが多いというからアルファベット社(グーグルの親会社)の中国エクスポージャーが低いと考えてよいかどうかは疑問が残る。