ぱにぽん

徒然なる言いたい放題

サイクルウェア(ショーツ)

2011年06月20日 23時29分53秒 | スキー/ゴルフ/自転車/その他

「ピッチぴち、パッつぱつんのレーサーパンツなんか履いてられっか!いい歳こいたおっさんが趣味で自転車のるのに、そんなの要るかよ。」

というのが、昨年夏までの私の偽らざる心情でございました。

それがどんな格好なのか。どこの自転車メーカーもレーシングチームを持っているのが常ですので、どこかの自転車チームのページでもご覧になってください。思いつかない方はとりあえずBHの日本語のページでもどうぞ。トップページにテキトウな画像がない場合でもTEAMのところを見れば、ピチピチもっこりなレーサーパンツをご覧になれます。

腹の出かかったオヤジがこんなの着たら笑える、いや、むしろ○○○陳列罪級の犯罪である、という反応を示す方も少なくありません。

私も最初は7分丈のユニクロジャージに、ユニクロTシャツで乗ってました。


しかし、だ。

乗り込んでくると、最初5kmとか10kmとかだった距離が、20km、30kmと自然に足を伸ばすようになる。

もともと学生の頃、ばがっけ※の至りで東京から秋田まで約600kmの道のりをロードマンで正味3日で帰省したぱにぽんとしては、相変わらず馬鹿なので自転車に乗る快楽におぼれて100km/dayを走るようになるのにそれほど時間はかからず。

※注:ばがっけ:秋田弁で「馬鹿者」というような意味

翌日に疲れを残したくない日曜日でまぁ50~60kmというあたりで今は落ち着きつつある。まわりのサラリーマン自転車乗りもピンからキリまでで、週末だけで200km乗らないの気が済まないという人から、二日で30km程度で十分でしょう?という人まで様々なんだが、25km/hで2時間=50kmぐらい、というのが使かえる時間や体力からして、「家庭を持つサラリーマン」的には平均的なような気がしている。(当社比。「当社ってどこよ」という突っ込みはなし)

おっと脱線。

こんなふうにしてある程度の距離、、、25km超かなぁ、、、を乗るようになると、やはり

1.ケツが多少痛くなる。
2.ゆるゆるのジャージが膝や腿のあたりで擦れるのが気になる。多少擦れて痛かったもする。
3.風をはらんで、結構な抵抗になるのが気になる。というか腹立たしい。

という具合になったのだった。

そうすると、その途中にも紆余曲折は多少ありながらも結局、「レーサーパンツ」になっちゃうのよ。
他の人は知らんが、私の場合は。

でも、他の人も、結局レーパンになる人の方が多い気がする。


「ケツの痛み」は、完成車についてくるサドルでカチカチに堅いものは少なく、適度なクッション素材は入っており、ポジションが決まって座骨がちゃんと乗っかれば、実はそう痛いもんでもない。

それでも、走っている時に裾やら膝まわりで「パタパタ」しているのは邪魔くさいし、ものによっては擦れたりパタパタで「痛い」。
坂道を登り切って稼いだ位置エネルギーを、緩いシャツやジャージパンツが風をはらんで抵抗となって消耗するのは、なんともグッタリ。
というか「あ”ーっ、なんとかなりませんか、あなた」とTシャツとジャージに向かって問い詰めていたりする自分にぐったりというか。。。

Tシャツとジャージに罪はない。

やはり、それぞれのスポーツウェアにはそのカタチやスタイルに「必然性」があるのだなぁ、という、ある意味当然の事に、やってみてから気がつく自分がいたという事です。はい。


で、紆余曲折。

ユニクロジャージ → 7分丈のサイクルジャージ(パッド入り) → レーパン → ビブショーツ

と最大級に曲折したあげくに今はビブショーツ。

ビブショーツってのは、アマゾンで見てくれ

わかりやすく(?)言うと「肩紐のついたレーパン」

ハンドルの下を持って走る時には上体が水平になる感じなので、シャツはずり上がり、普通のジャージパンツとTシャツでは背中が出ちゃう感じになっちゃう。普通のレーパン+サイクルジャージならそんな事もないんだけれど、ビブショーツだとほぼ絶対出ないし、お腹のあたりの締め付け感もない。

という訳で、今使っているのは、サドルと同じselle SMPのジップパンツ

こんなやつ↓


普通のビブショーツは、「前あき」がないのが一般的。用を足すときには、汗まみれのジャージを脱いで、さらに肩紐を外して上半身はだか、、、というか、ほとんど裸でいたす事になる。。。個人的には学生時代に人前で脱ぐ事に抵抗を覚えないように鍛えられたので、(「どこでだよ」って?そりゃ合宿の飲み会で....)人前で裸になることにそれほど抵抗感はないのだけれど、とにかくめんどくさい。

で、結局ファスナーがついているこれにしたんだな。

へそのあたりから尾てい骨まで細いファスナーがついているので、ぱっくりと割れる。
閉める時には、挟んじゃいけない物をはさみガチなので、そこが欠点と言えば欠点。
個人的には気に入ってますわ。


入ってきた箱の絵がわかりやすいのでご覧ください。
刺激が強いので、箱のロゴのところからね。


で。

男性だと。。。



女性でも。。。




わかりやすすぎる。。。さすがイタリア人。。。。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
抵抗、大ありです (くまごろう)
2011-06-21 22:29:32
おいらもやはりレーパンには抵抗あります。
まずはそんなに長くも乗れないだろうし、アンダーアーマーの短パン
や、いわゆる普通のジャージを考えてます。
普段ちょいと出かける時は7分~9分丈のチノパンを、と思って昨日
履かなくなった古いチノパンを自分で切りました。なので裾丈
めちゃくちゃ(笑)

まずは車道を走る恐怖感を克服せねば…
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ふっふっふっ (ぱにぽん)
2011-06-22 00:12:36
自転車は「軽車両」です。白線の右側を走るように道交法で定められています。びびるこたありません。
幅寄せするような車がいたら信号で追いついて、注意を与え、道交法を教えてあげましょう。

1時間だけ走っても25kmですよ。20~30km程度はすぐですって。50歳代ならいざしらず。



ぴちぴちパンツは抵抗あるよね。
ま、ゲタ代わりにしている間はどんなかっこで乗っていても不満もないでしょう。

距離乗るようになり、たらたら走る軽自動車を右側から追い越すようになると......

ふっふっふっ。

専用ウェアは「専用」になるだけの意味と価値があるのですよ.....それなりの距離を走るようになったら一度騙されたと思ってお試しされる事をお勧めします。

ま、いずれ。

まずは enjoy riding.
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オイラは・・・ (脂笑)
2011-06-22 17:23:56
専用パンツやウエアーなど着なくても、

常にピッチピチ(笑)
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ピチピチ ()
2011-06-24 12:01:09
若そうでいいですね。(爆
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