ぱにぽん

徒然なる言いたい放題

人間犬

2007年06月13日 23時28分10秒 | 家族の肖像
今日はママが泊まりがけで人間ドックに行っています。パパのお迎えでも、食事も風呂もご機嫌だった下の子が寝る段になって、

「.......ママ..........ママはどこへ行ったの?帰ってくるの?......」

とめそめそ泣き出しました。まいったなー、めんどくさいなーと思いながら

「ママはね、人間ドックへ行ったんだよ」

とヤケクソ気味に説明を始めました。

子:「人間ドックってどこぉ?」 .... めそめそ...

ぱにぽん:「人間が犬になっちゃうところなんだよ。」

(ここでぴたっと泣きやみました。上の子は、「わははは。ぱにぽんのうそつきー。知ってるよー、人間ドックってさー.....」などと話始めますが、下の子はお構いなしです。)

子:「犬になっちゃうの?ママが? ママ遠くの病院で犬になるの?」

(あちゃ~。なんだよ、遠くの病院行ったの知ってるのか。。ま、いっか。)

ぱにぽん:「そう。犬になってね、ナニを聞いてもワンワン!だよ。顔をなめにくるんだよ。」

子:「そしたら、おすわりする?」

ぱにぽん:「そうだよ。きっと。『おすわりっ!』って言ったらちゃんと座ると思うよ。ベロだしてへっへっへっって言いながら。帰ってきたら『お手』もしてごらんよ。」

子:「うん。じゃぁお手する。おりこうに、お手するかな?」

ぱにぽん:「そりゃぁするさ。。。じゃぁお世話お願いね。」

子:「(犬が)おうちにくるの?」

ぱにぽん:「きっと。。。そうかな。。。来るかもしれないよ。じゃぁ明日ちゃんとお世話できるように、早く寝よう!おやすみ。」

子:ちょっとにこっとして「うん。おやすみ。」

上の子が話を聞いて「うわははははは」と笑っていたので、その雰囲気に救われたのか、気分が変わって、数分後にはすやすやと寝息をたてはじめました。



明日になったら話をすっかり忘れていますよーに......。


ママ、ごめんよ。犬にしちゃったよ。