OMOI-KOMI - 我流の作法 -

For Ordinary Business People

〔映画〕F.L.E.D./フレッド

2023-11-15 12:31:57 | 映画

 
 1996年に公開されたアメリカ映画です。日本では劇場未公開とのこと。
 
 空いている時間にちょうどはまりそうな適度な長さだったので観てみましたが、予想どおりの “B級アクション作品” でした。
 
 ストーリーも映像も、まさに “可もなく不可もなし” ですね。
 強いて見どころはといえば、まだ30代半ばのローレンス・フィッシュバーンの姿ぐらいでしょうか・・・。

 

 

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〔映画〕トゥームレイダー

2023-11-14 19:53:53 | 映画

 
 2001年に公開されたアメリカ映画です。
 
 この映画を観るのは、もう何度目になるでしょう。
 
 アンジェリーナ・ジョリーとダニエル・クレイグの共演作ですから、当時はともかく、今振り返るとかなり強烈なインパクトですね。
 
 まあ、作品自体の出来については、モチーフとしても新規性はありませんし、ストーリーも特段のサプライズが仕組まれているわけでもないので、その点では、“並のエンターテインメント作品” でしょう。
 
 やはり、“アクションヒロイン” としてのアンジェリーナ・ジョリーを魅せるための映画でしたね。

 

 

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〔映画〕ブレイブハート

2023-11-13 10:46:42 | 映画

 
 1995年に公開されたアメリカ映画です。
 
 イングランドの支配下にあったスコットランドの独立のために戦った実在の人物ウィリアム・ウォレスを主人公にした物語です。
 
 もちろんすべてが史実に拠っているわけではなく、フィクションのパートもありますが、壮大な歴史モノエンターテインメント作品としては、かなりしっかりと作られているように感じました。
 
 ソフィー・マルソーやキャサリン・マコーマックが登場しているシーンは当然脚色されたところでしょうが、殺伐とした戦闘場面が多くを占めているストーリー展開の中では、効果的なアクセントになっていましたね。

 

 

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〔映画〕ヘラクレス

2023-11-12 12:47:02 | 映画

 
 2014年に公開されたアメリカ映画。
 
 アメリカン・コミックが原作の映画化とのことで、「なるほど・・・」という印象です。
 
 まあ、エンターテインメント作品としては中途半端な出来ですが、ストーリーに捻りもサプライズもなく単純な分、素直に楽しめる作品です。
 
 ドウェイン・ジョンソンは、まさにコミックの主人公として無邪気に “はまり役” でしたし、レベッカ・ファーガソンも “いかにもといった存在感” がありました。
 彼女にとって、この次に出演したのが「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」なんですね。なので、大ブレイク直前の作品だったということです。

 

 

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IKKO 人生十転び八起き。ケ・セラ・セラ (IKKO)

2023-11-11 11:38:32 | 本と雑誌

 いつも聴いている笑福亭鶴瓶さん、上柳昌彦さんのpodcastの番組IKKOさんがゲストで出演されて紹介していた本です。

 IKKOさんの半生、そしてその中で培われてきたIKKOさんならではの考え方などに興味を持って手に取ってみました。とても興味深いエピソードが満載ですが、それらのうちから印象に残ったものをいくつか書き留めておきます。

 まずは、IKKOさんが40歳代、タレントとしての人気が急上昇していたころの気づきです。周りからチヤホヤされていても何か心に不安を感じていたといいます。

(p56より引用) 自分勝手に生きていると、自分の肘が人に当たっていても気づかないものです。相手の痛みに心を寄せることなく、そのあとのフォローや気配りがなければ、人との信頼関係を失ってしまいます。
 人が人として生きる上で、大事なことに気づいた瞬間でした。

 IKKOさんは、折あるごとに何度も自分自身を振り返り、その度に自分を律してきたようです。

(p76より引用) 私は「悪くなったのは自分のせい。よくなったのは他人のおかげ」という言葉を胸に刻み込んでいます。つまり、悪いことは自分の撒いた種の結果であり、いいことは人の助けがあってこそだと謙虚に受け止めるようにしています。

 これもよく言われることですが、大切な姿勢ですね。

 さて、本書を読み通しての感想です。

 決して “順風満帆” とは言い難いIKKOさんの半生ですが、持ち前の “負けじ魂” を人一倍の努力に変えて、自らの力で成功への道を切り拓いて来られたようです。

 紹介されているアドバイスは特に目新しいことを説いているわけではありませんが、そのひとつひとつにIKKOさんの “真摯な生きる姿勢” がこめられているように感じました。
 IKKOさんの “素直で前向きな人柄” がにじみ出ている著作ですね。 

 

 

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〔映画〕七人の秘書 THE MOVIE

2023-11-10 09:52:03 | 映画

 
 2022年に公開された日本映画です。
 
 テレビドラマで人気を博したシリーズの「劇場版」。オリジナルシナリオですが、物語には正直面白みはありません。
 
 ドラマシリーズのレギュラー陣のファンぐらいでないと満足しないでしょう。ただ、そういった主役級、準主役級のみなさんも、それぞれの見せ場に乏しいので、やはりもったいないですね。
 
 ドラマとの違いを出すのなら、劇場版での「ヒロイン」にスポットを当てたつくりにするというやり方もあったように思いますが、そういった工夫もなく・・・。
 やはり易きに流れると残念な結果になりますね。

 

 

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〔映画〕ドラゴンボール超 ブロリー

2023-11-09 11:15:15 | 映画

 

 2018年に公開された日本のアニメ映画です。

 「ドラゴンボール」シリーズの劇場版作品としては第20弾になるとのことですが、もともとの「ドラゴンボール」コミック版のストーリーとは直接の連続性はありません。

 映像自体も、ほとんどがワンパターンのファイティングシーンで、まあ、観ていても疲れるだけですね。

 「ドラゴンボール」の魅力は登場人物の成長を軸とした “ロードムービー” 的な物語性にあると思っているので、こういった半ば独立して後付けされた“映画版” は、正直なところ全く心が惹かれません。

 

 

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〔映画〕ナックルガール

2023-11-08 11:02:05 | 映画

 
 2023年に配信された日本映画です。
 
 韓国で人気を博したWebコミックが原作とのこと、ストーリーは単純でリアリティはありませんが、エンターテインメント作品としては結構楽しめました。
 
 いい印象を受けたのはキャスティングによるところが大きいと思いますが、アクションシーンもしっかりしていましたね。
 
 その点では、主役を演じた三吉彩花さんが、余人をもって代えがたい卓越した存在感を発揮していたように思います。主人公のキャラクタに見事にフィットしていましたが、それは、三吉さん自身、見事な運動能力を持ち合わせての故でしょう。
 
 彼女は、以前、「エンジェル・ハート」の「香瑩」役でもその実力の片鱗をみせていたように、こういう役柄を演じさせると、若手のなかでは頭一つ抜け出しています。

 

 

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〔ドラマ〕宿命

2023-11-07 07:10:56 | 映画
 2004年に放映された日本のテレビドラマです。
 
 原作は東野圭吾さんが1990年に発表した長編小説ですが、当然のことながら、そもそもの原作が「ミステリーとして好みかそうでないか」によってドラマの印象は大きく異なりますね。
 私の場合はまったくダメでした。
 
 モチーフはともかく、この作品の場合、物語の最後に明らかにされるものがやはり違うように思うのです。
 
 謎解きの対象は、ミステリーなら素直に「事件そのものの真相」であるべきでしょう。
 もちろん、そこに “事件の背景” が大きく関わっているのは当然ですが、ラストにいきなり「事件とは全く無関係の事実」を持ってきてサプライズに使っても、それは、 “唐突” で “意味不明” と言わざるを得ません。

 

 

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〔映画〕アメリカン・ハッスル

2023-11-06 09:27:11 | 映画

 
 2013年に公開されたアメリカ映画です。
 
 「詐欺師」が主人公なので、ストーリーが入り組んでいて、予想どおり今ひとつ理解し切れませんでしたね。
 実話に着想を得た作品とのことで、エンターテインメントに徹底していない分だけ、ちょっと中途半端な仕上がりになったように思います。
 
 とはいえ、キャスティング的には、クリスチャン・ベール、ブラッドリー・クーパー、エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、ジェニファー・ローレンス、マイケル・ペーニャ、それにロバート・デ・ニーロまで登場するという超豪華な面々で、それぞれのシーンはとても見応えがありました。

 

 

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〔映画〕トリプル9 裏切りのコード

2023-11-05 09:35:27 | 映画

 
 2016年に制作されたアメリカ映画です。
 
 ケイト・ウィンスレットとガル・ガドットが出演しているので観てみました。
 ただ、ケイト・ウィンスレットはともかく、ガル・ガドットの方は “顔見世” といった程度の登場でしたね。
 
 それでも、他に ケイシー・アフレック、キウェテル・イジョフォー、ウディ・ハレルソンといった渋めの役者さんたちが共演しているので、顔ぶれは結構豪華です。
 
 作品としては “B級サスペンス” といったテイストで、ストーリーも雑、せっかく芸達者な面々が揃っていたのに、もったいなかったですね。

 

 

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能力はどのように遺伝するのか 「生まれつき」と「努力」のあいだ (安藤 寿康)

2023-11-04 07:38:50 | 本と雑誌

 いつも利用している図書館の新着本リストで目についたので手に取ってみました。

 “遺伝子” や “ゲノム” の話題に関しては、最近は「食糧問題」の文脈から堤未果さんの「ルポ 食が壊れる 私たちは何を食べさせられるのか?」を読んでいます。

 

 翻って本書は、「人間の遺伝」の最近の研究成果を紹介したものです。ただ、私がイメージしていた内容(「分子遺伝学」的なジャンル)とはかなり異なっていました。

 本書は「行動遺伝学」の入門書のようです。
 「行動遺伝学」という学問、私は初めて耳にしたのですが、著者の安藤寿康さんは、こう紹介しています。

(p122より引用) 行動遺伝学は、分散の学問である。この世の中にいろんな人がいる、そのばらつきの原因は何か、そこに遺伝の違いが関わっているか、関わっているとしたらどの程度関わっているのか、遺伝で説明できない要因、つまり環境の違いで説明されるのはどのくらいか、どんな環境の違いが どの程度の説明力をもつか、そんなことを探究する学問である。

 また、こうも説明しています。

(p123より引用) 行動遺伝学は「遺伝学」を名乗っていることからも、生物学の一分野と思われているだろう。しかし、それよりはむしろ社会疫学である。社会全体に存在する個人「差」の原因を突きとめる学問である。

 この「行動遺伝学」で使われる「用語」が意味しているものは、通常私たちが思い浮かべるものとかなり異なります。「才能」「能力」「努力」・・・、そのあたりの解説は第2章で丁寧になされるのですが、正直、私にはちょっと理解しきれないところがありました。

 なので、そういった定義を前提にした専門領域に係る解説や議論は、興味深い内容ではあったにも関わらず、全くといっていいほどついていくことができなかったというのが正直なところです。

 しかしながら、最後の第5章「遺伝子と社会」で、安藤さんの論調がいきなり大きく変化します。

(p225より引用) 遺伝を白日の下にさらそうとすることには、・・・積極的な意味がある。それは人間の世界を本当に救ってくれるのは、確固とした遺伝的素質から生まれ出た「自然の能力」であって、環境や教育によって人為的につくり出されたものではありえないという、漠然とした、 しかし確固とした確信があるからだ。

 現代の実社会においてしばしば “タブー視” されがちな「遺伝」の議論を、正面から受け止め捉え直すことを訴えているのでしょう。

(p225より引用) 遺伝子は一生涯、あなたの心をあなたらしい形で自動運転しつづけている。それはまず、その人の内側からいやでも湧き出し、湧きつづけてしまう夢として立ち現われる。そして、それを実社会の中で形にする道を模索する道しるべとなりながら、何かを生み出しつづけ、その生み出されたものが、同じ社会を生きる人たちに、なにか幸福と夢を抱かせてくれる。人類の歴史はそのようにして紡がれてきており、これからも紡がれつづけていくだろう。

 現時点までの「行動遺伝学」の知見を踏まえた安藤さんなりの “未来感の表明”ですね。

 

 

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〔映画〕バッド・トレジャー

2023-11-03 07:09:10 | 映画

 
 2021年に公開されたカナダ・アメリカ合作映画です。
 
 メル・ギブソン、ファムケ・ヤンセン、スコット・イーストウッド、タイリース・ギブソン・・・とそこそこ有名どころが顔を揃えていますが、モチーフやストーリーは単純で、いわゆる “B級アクション作品” といった趣きです。
 
 とはいえ、この手の映画は素直に楽しめればいいのですから、その点では結構面白かったですよ。
 
 主人公の “反社会性パーソナリティ障害の治療中” という設定もユニークですし、状況を無視した主治医との電話でのカウンセリングのシーンも、遊び心に富んでいて効果的な演出でしたね。

 

 

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〔映画〕次元大介

2023-11-02 09:24:50 | 映画

 
 2023年に配信された日本映画です。
 
 2014年制作の実写版「ルパン三世」に “次元大介” 役で出演していた玉山鉄二さんが9年ぶりの再演。ちょっとシャープさに衰えを感じさせましたが、まあ、“次元” のシャイでクールな雰囲気は醸し出していました。
 
 ストーリーは、「ルパン三世」とは全くの別系統で、完全なオリジナルと言っていいでしょう。ただ、ストーリーよりも “作品の世界観” でみせる作品でした。
 
 あとはキャスティング。独特の存在感のさとうほなみさんや久々の永瀬正敏さんもよかったですが、やはり出色なのは草笛光子さんですね。あの凛とした華やかさにはいつも驚かされます。

 

 

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〔映画〕暴走機関車

2023-11-01 08:22:22 | 映画

 
 1985年に公開されたアメリカ映画です。
 
 「暴走する機関車」をモチーフにした映画は他にもいくつかありますが、この作品の特徴は、 “危機回避”に挑戦するヒーローものではなく、そういう緊迫した状況下での深い人間描写にありました。
 
 そのあたり、ジョン・ヴォイトとエリック・ロバーツの二人が見事に演じていたように思います。
 
 このところ中途半端なエンタメ作品を観る機会が続いていたのですが、久しぶりに、無駄な装飾のない “骨太”の作品を堪能した気分です。

 

 

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