
1980年に公開された日本映画です。
有名な黒澤明監督の作品ですが、 私は黒沢作品は数えるほどしか観たことがありません。確かに、 よくいわれているように「色」 へのこだわりは随所に見られましたし、 多数の騎馬や歩兵が登場する野戦のシーンの迫力は出色でしたね。
その鉄砲と騎馬との戦いの描き方も、 直接的な衝突を写すのではなく、 それぞれのシーンを交互に挟み込み、 野太い音楽とのセットで表現していたあたり、 素人目にも強烈なこだわりが伝わってきます。
キャスティングも仲代達矢さん、山﨑努さん、志村喬さん等々大物揃いでしたが、 なかでも格別の存在感を発揮していたと私が感じ入ったのは大滝秀 治さん、素晴らしい役者さんですね。
あと、エンドロールで外国版プロデューサーとしてフランシス・ コッポラ、ジョージ・ルーカスの二人の名前が並んでいたのは、 さすがにインパクト極大でした。
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