2018年に公開されたジョニー・デップが主演のヒューマン・ ドラマです。
テーマ自体はなかなかに重いものですが、 比較的軽めのストーリーですね。 これといってインパクトのない展開です。
大学教授を主人公に据えたのであれば、 たとえばもっと一人一人の学生と接するシーンを深堀りして、 彼ら彼女らの変貌を描くというのもひとつのメッセージの伝え方だ ったように思います。
織り込まれているエピソードがそれぞれ中途半端なせいもあり、主人公の心理や境遇に対する共感も今ひとつなんですね。
ラストの家族との別れのシーンも今ひとつ雑で、 これでいいのかという違和感と、重いテーマを扱った映画のエンディングという点では大きな物足りなさが残りました。
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