
2024年に公開された日本映画です。
安田淳一さん脚本・監督の自主製作映画ですが、 第48回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞という快挙を成し遂げ ました。
“タイムスリップ” というモチーフは、 映画ではそれこそ山のように前例があってオリジナリティはありま せんが、 登場人物のキャラクタやストーリーだてが素直だったせいか、 とても自然に楽しませていただきました。
ラストに向かうシーンの組み合わせも秀逸でしたし、 作品に通底する“映画作り” への情熱は、はるか昔に観た「蒲田行進曲」 に通じるものがありますね。
ちなみに、エンドロールをみていると、作品で「助監督」 役を演じた沙倉ゆうのさんは、本作そのものでも「助監督」 だったようですし、安田監督にいたっては、編集や照明等、 いたるところに「安田淳一」 の名前があるのには笑ってしまいました。楽しい映画です。
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