
人気小説の映画化版です。
ストーリーはSF?というのか、この場合は “メルヘンチック” という言い方の方が相応しいのかもしれません。ちょっと意外な展開の物語ですが、面白かったですよ、結構楽しめました。
途中から主人公の秘密に関するいくつもの伏線に気づいて、そのたびに微笑んでしまいます。ラストも妙に捻ることなく期待どおりのシーンで、これもまた私好みでした。
キャスティングも秀逸でしたね。
夏木マリさん、木内みどりさん、塩見三省さんをはじめとした脇役陣のみなさんも流石の存在感でしたが、やはりこの作品の場合は、何と言っても上野樹里さんと葵わかなさんが光っていましたね。主人公の不思議なキャラクタを見事に“ライトタッチ”で演じていました。素晴らしかったです。
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