1996年に公開された日本映画です。
「必殺仕事人」 シリーズのテレビドラマは結構リアルタイムで見ていました。 本作品は、その「中村主水シリーズ」の幕引き、 最終回との位置づけです。
ラストシーンは、 今後の復活があっても大丈夫なように “無理やりの連続性” は確保した 形にはしていますが、これはこれで “The End” にした方がいい出来栄えでした。
ストーリーはともかく、 出演者の面々の個々の存在感が格別でしたね。
藤田まことさんのメリハリの利いた凄み溢れる表情はもちろん、 敵役の津川雅彦さんの “怪演” はまさに彼ならではの迫力でしたし、 ヒロイン役の名取裕子さんもとても魅力的でした。あとは、 東ちづるさん、美保純さん、 細川ふみえさんといった懐かしい方々・・・。
最近は、こういった “コテコテのエンターテインメント時代劇” はめっきり見かけなくなりましたが、まあ、私にとっては、 今日のように、昔の作品を掘り起こして出演者の方々の当時の若々しい姿を楽しむのがよさそうです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます