2017年に公開されたアメリカ映画です。
2011年に再度映画化された新しい「猿の惑星」 シリーズ3部作の最終版ですが、本作を観て、 改めて私の映画に対する“批評眼”の歪みを痛感しました。この作品に対する批評家の評価はとても高いのです。
私の印象では、 新シリーズも続編が登場するごとに品質が劣化していき、 本作品に至っては正直なところ“駄作” といってもいいように感じていました。
ストーリーは単なるリベンジもので、 そもそもの猿と人との対立軸が矮小化してしまっています。 途中に登場するキャラクタの位置づけもはっきりしません。
どうやら、 1968年の衝撃的な第1作目のメッセージ性は消えてなくなった ようです。