OMOI-KOMI - 我流の作法 -

For Ordinary Business People

後手を踏まない

2005-03-19 20:31:55 | ブログ
 アクションを取る場合は、ともかく早く動くことが大事です。

 拙速はまずいのですが、かといって、今の環境下、十分考え抜いてから行動に移せるような時間的な余裕はありません。
 動きながら考えるのが普通になっています。早く手をつけるほど「うてる手は多い」のです。時間がたってゆくと未確定だった条件・環境が固まってきて選択肢が狭まってきます。もちろん、条件の確定により打ち手の具体化はしやすくはなりますが、それは絞られた環境下での打ち手に過ぎません。
 アクションが早ければ、その条件や環境を先手をうって変化させる可能性があったのです。

 後手を踏まず先取りのアクションを起こすためには、「危険予知能力」が重要です。

 「危険予知能力」といっても超能力者である必要はありません。普段から「アンテナ」を高く、自分に関係のある範囲の一歩先までを見渡した情報収集に努めることです。情報の有無が生命線です。

 また、いつも「業務」を「リアル」にイメージしておくことも大事です。
 業務を具体的に理解しておくと、同じ情報に触れた場合でも、その具体的反応に大きな差がつくのです。同じ刺激に対して「鈍感」なのと「条件反射的に反応」するのとでは雲泥の差です。


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