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OMOI-KOMI - 我流の作法 -

For Ordinary Business People

〔映画〕ゴーストバスターズ/フローズン・サマー

2025-03-25 07:48:40 | 映画

 
 2024年に公開されたアメリカ映画です。
 
 1984年公開の第一作目から続く “SFファンタジー” のシリーズ作品で、トータルでは5作目、2021年の「ゴーストバスターズ/アフターライフ」の続編にあたります。
 
 こういったシリーズはマンネリ化が不可避ですが、本シリーズの場合は、初期作品と現行作品とをうまく融合させて、十分楽しめるレベルを維持していますね。
 
 基本コンセプトを堅持している点や初期のキャストをとても自然に最新作に登場させているところあたりが特に秀逸なのですが、それらが活きるのも、そもそものプロットがしっかりしているところに拠るのでしょう。
 
 この最新作も、いい具合でしたね。楽しめました。

 

 

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〔映画〕モスラ (1996)

2025-03-23 11:25:57 | 映画

 
 1996年に公開された日本映画です。
 
 少し前に観た1961年制作の「モスラ」とは全くの別物の “ファミリー向けファンタジー作品” です。
 
 メインキャラクタが同じでも、「作品のコンセプト」と「映画づくりへの熱量」が違うとこうまで出来栄えに差がつくのですね。特技監督が “平成ゴジラシリーズ” の川北紘一さんとは思えない映像です・・・。
 
 とはいえ、このあと“平成モスラ”シリーズとしてあと2作制作されたのですから、この内容でも興行的にはそこそこの成功の部類だったようです。
 
 まあ、この作品を観た私にとっての収穫といえば、挿入歌の作曲が「矢野顕子」さんだったということぐらいでした。

 

 

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〔映画〕劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦

2025-03-22 11:45:58 | 映画

 
 2024年に公開された日本のアニメ映画です。
 
 週刊少年ジャンプ連載のコミックが原作で、TVアニメ化されたシリーズの「続編」という位置づけですから、きちんと楽しむには、アニメを観てからというのがベストでしょう。
 
 私の場合は、アニメは途中で中断しているのですが、まあ、それでもこの映画で登場するキャラクターたちのここに至る経緯は最低限辿っていたので助かりました。
 
 「アニメーション」としては、どうでしょう、綺麗な “絵” を見せるタイプではなく、モチーフ、キャラクタ設定、人間関係、それにエピソードといったところに見せ場がある作品なので、そのあたりに魅力を感じるか否かが評価の分かれ目になりますね。
 
 私の場合はどうかといえば、好きな絵のトーンではなかったという点を差し引いて、まあまあ良かったといった印象でした。
 無難な “優等生”的な出来栄えなので、素直に楽しめたという人がいる反面、ちょっと物足りないと感じる人もいるでしょうね。

 

 

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〔映画〕モスラ(1961)

2025-03-20 11:36:00 | 映画

 
 1961年に公開された日本映画です。
 
 当時の世界最高水準の特撮映画でしょう。設定やストーリーはともかく、CG登場するはるか以前、架空世界の創造や現実世界の再現にこれだけのエネルギーをつぎ込んだ映像は驚愕です。
 
 圧巻だったのは、渋谷界隈のミニチュアセットの精巧さと、それを破壊していくシーンのリアリティ。看板ひとつ、電線一本までも実際に作り込んでいるのですから、この執着たるや筆舌に尽くしがたいものがあります。見事の一言ですね。
 
 60年以上前の映画ですが、この渋谷の映像を見るだけで、いまだに関係者の熱量が伝わってきますね。
 制作は田中友幸さん、監督は本多猪四郎さん、そして特技監督は円谷英二さんという最高の制作スタッフに、音楽は古関裕而さん、さらにモスラ幼虫のスーツアクターは中島春雄さん。これだけ並べば文句のつけようがありません。

 

 

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〔映画〕ザ・フラッシュ

2025-03-19 07:05:34 | 映画

 
 2024年に公開されたアメリカ映画です。
 
 DCコミックスのキャラクターを主人公にしたヒーロー映画ですが、「フラッシュ」は、数あるヒーローたちの中ではかなり地味な存在です。
 
 そのフラッシュが “時間を操る力” を持ったという設定の「タイム・ループ」もの。なので、ストーリーも自由に作り上げることができます。
 ただ、「自由」な分だけ、つくりはかなり無理筋で雑になりますね。展開の奇抜さを楽しむか、それとも物語の深みを味わうか、作品に期待するものによって評価は分かれますね。
 
 あとは、キャスティング。メインキャラクターの配役は若手ですが、その他のお馴染みのキャラクターは、それぞれハリウッド映画の主役が張れるビッグネームがそれこそ綺羅星の如く登場しています。まあ、「演じる」というよりは「一瞬の顔見世興行」といったところですが。
 
 それでも、ガル・ガドットが登場するあたりは、観る人みんな「待ってました!」といった気分になるでしょうね。

 

 

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〔映画〕春に散る

2025-03-17 07:04:33 | 映画

 
 2023年に公開された日本映画です。
 
 原作は、沢木耕太郎さんの小説ですが、今回の映画化にあたって登場キャラクターやストーリーには結構手が入ったようですね。
 まあ、小説の映画化にあたってはよくあることですし、そもそも原作と映画とどちらがいいかといった問題ではありません。それぞれ、別個の “表現作品” として楽しめばいいだけです。
 
 さて、本作品、「ボクシング」がモチーフです。同様の映画はそれこそ山のようにありますが、「ボクシング」は映像やストーリーにする場合扱いやすいんでしょうね。この作品も、概ね想像通りの予定調和的展開でした。
 
 キャスティング面でいえば、横浜流星さん、窪田正孝さんのボクサー役は見事にはまっていましたし、片岡鶴太郎さんも独特の存在感でいい味を存分に発揮していました
 あとは、山口智子さん。映画出演は久しぶりだと思いますが、“貫禄十分” でしたね。

 

 

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〔映画〕レディ加賀

2025-03-16 10:07:26 | 映画

 
 2024年に公開された日本映画です。
 
 最近では珍しい “ベタなモチーフ” で、ストーリー展開も一昔前のノリですね。ご当地ものですが、如何せん “地味” です。
 
 主演は、今まさにNHK大河ドラマで大いに話題になっている小芝風花さんですが、この作品では、キャラクタとの相性が???で今ひとつ輝きませんでした。残念です。
 残念といえば、森崎ウィンさん。過度な演出のせいもありますが、こちらも完全にミスキャストでしたね。

 

 

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〔映画〕マダム・ウェブ

2025-03-14 08:42:18 | 映画

 
 2024年に公開されたアメリカ映画です。
 
 マーベル・コミックスのキャラクターを主人公にしたスーパーヒーロー映画で「スパイダーマン」の系列ですね。
 なので、かなり地味です。つくりとしては、コミックそのものというかベタな素人作品といった感じで、ストーリー展開も意味不明です。
 
 キャラクタとしての “造型” もなしに等しく、持っている特殊能力も極めて限定的でワクワク感は感じられません。
 
 さすがに、このレベルではシリーズ化は到底無理でしょう。

 

 

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〔映画〕ジョン・ウィック:コンセクエンス

2025-03-13 07:04:40 | 映画

 

 2023年に公開されたアメリカ映画です。

 2019年公開の「ジョン・ウィック:パラベラム」の続編で、キアヌ・リーブス主演の「ジョン・ウィック」シリーズの第4作。
 
 今までの3作品も観ていますが、本作品はそのなかでも最もストーリー性に乏しく、同じようなテンポの単純なアクションシーンがこれでもかと続いて、かなり食傷ぎみになりました。さすがにこれでシリーズも打ち止めでしょうね。

 

 

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〔映画〕仕掛人・藤枝梅安2

2025-03-11 10:18:36 | 映画

 

 2023年に公開された日本映画です。

 多くの役者の方々が演じた「藤枝梅安」ですが、豊川悦司さん版の2部作の後編です。

 第1作の続編なので、梅安を取り巻く登場人物は前作を観ていないと各々のキャラクタ設定は理解できません。ただ、メインのエピソードは独立したものなので、本作だけでもそれなりには楽しめますが・・・。

 こちらの作品もエンターテインメント作品としては、しっかりした作りです。
 ストーリー展開もそうですが、登場人物の時折の “台詞” が “和製ハードボイルド” としても効果的ですね。

 それらが池波正太郎さんの原作にあるものなのか、シナリオ作成時に織り込まれたものなのか、機会があればチェックしてみたいものです。

 

 

 

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〔映画〕ゴールド・ボーイ

2025-03-10 09:45:55 | 映画

 

 2024年に公開された日本映画です。

 中国のミステリー小説が原作というのは珍しいですね。ストーリーは、リアリティには乏しいですが、展開にメリハリがあってよく練られていたと思います。

 また、主人公のキャラクター設定が最後まで効いていましたね。まさにこの作品の “コア” ですが、そのあたり羽村仁成さんがうまく演じていました。

 あと、岡田将生さんや黒木華さんといった中堅の実力派を配したキャスティングもよかったですが、監督はあの金子修介さんなんですね。「平成ガメラ3部作」は私の好きな映画シリーズです。

 

 

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〔映画〕シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

2025-03-08 09:53:30 | 映画

 

 2016年に公開されたアメリカ映画です。

 マーベル・コミックのキャラクターでスーパーヒーローである「キャプテン・アメリカ」が主人公のアベンジャーズシリーズで、作品としては「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」の続編にあたります。

 ヒーローの活躍に隠れた犠牲者の立場がモチーフですが、その点は「ガメラⅢ」でも使われたものですね。

 ただ、本作品の場合は、それが “仲間割れ” を産み、多くのアクションシーンが “ヒーローどおしの戦い”になってしまいました。そこには、敵味方という動機しかなく、落ち着いて考えると、“登場人物たちの、冷静な判断を欠いた短絡的な行動” を延々と見せられたということでもあります。

 まあ、クリス・エヴァンス、ロバート・ダウニー・ジュニア、スカーレット・ヨハンソン、セバスチャン・スタン、ドン・チードル、ジェレミー・レナー等々、出演したスターの面々は例のごとく豪華絢爛なので、映像だけ観ていても十分楽しめるとも言えますが・・・。

 

 

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〔映画〕劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-

2025-03-07 09:35:44 | 映画

 2010年に公開された日本映画です。

 テレビアニメの「機動戦士ガンダム00 ファーストシーズン・セカンドシーズン」に引き続いて製作された作品ですが、完全にテレビ版の続編なので、いきなりこの劇場版だけ観てもストーリーにはスッと入っていけないでしょうね。

 とはいえ、作品のテーマは“独立”しています。しかし、機械生命体という異種との相互理解をこういった表現で語るのはかなりチャレンジングでしたね。
 正直、成功だったとは言いがたい出来だったように思います。

 

 

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〔映画〕翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~

2025-03-05 09:57:58 | 映画

 

 2023年に公開された日本映画です。

 2019年公開の「翔んで埼玉」の完全な続編で、主要な登場人物も引き継いでいます。

 内容は、前作とまったく同じトーンの “ナンセンスギャグ” 路線で、キャスティングも各々のキャラの設定を重視したものになっています。逆に、キャスティングされた役者さんの来歴等を、ここまでやるかというほどのイジリに活かした演出もありました。

 いずれにしても、埼玉、大阪・神戸・京都、滋賀・奈良・和歌山といった各地方の立ち位置や評判、それらの間の関係性、さらには、役者の方々の出自も含めたパーソナリティ等も理解していないとまったく楽しめないつくりです。

 なので、普遍性は皆無、海外に出しても意味不明なので、本作品の評価如何は、内輪ウケのガラパゴス的な面白味を感じられるかどうかですね。
 ということは、“コア” なファンにとっては「待ってました!」と声のかかる作品でもあるのでしょう。

 

 

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〔映画〕レジェンド 狂気の美学

2025-03-04 19:45:23 | 映画

 

 2015年に制作されたイギリス映画です。

 実在した人物を主人公にした “ギャングもの” で、プロット的には映画による表現に向いた作品なのでしょうが、私の好みではありませんでした。

 ともかく、主人公(たち)のキャラクタにまったく共感できないというのが最大の理由です。あそこまで “意味不明な行動” にはついていけません。

 主演はトム・ハーディが一人二役で務めていて、その演技力は出色ではありましたが、それも極端な人物設定だったのでメリハリが付けやすかったようにも感じられますね。

 

 

 

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