2022年度 第5回うとう塾 9/16(金)
先輩保護者の体験談を聞いて、子育てのヒントを得る機会としました。また、参加者同士が情報交換することで仲間作りのきっかけとなるよう開催しました。
最初に青森LD親の回こんぺいとう 代表 小林 志保さんからは「言葉の教室の先生や支援者と、青森LD親の会をつくり、今日より明日輝けるように活動している。会のメンバーはみんな大きくなり、活動を通じて今では親戚のような関係になっている。」と言う自己紹介が有りました。
令和3年度 ペアレント・トレーニング 参加者Nさんは「幼稚園の先生に障害あるか尋ねると否定されなかった。否定してくれると思い、病院受診するが診断がついてしまった。診断がついたことで、子どもの行動での思い当たることが多々あり納得できたことや、自らの日記からその時のママの気持ちやエピソードを発表してくださいました。イライラしたことなどを書き自分の感情をコントロールしている。それでも感情的になったことを反省し子どもにも謝っている」などを話されました。
参加者の皆さんも真剣にお二人の自己紹介を聞き共感されているようで、後半のフリートークでは小林さんのリードで参加者の皆さんからも、子育てでのトラブルや不安なことを発言されていました。
★障害はスムーズに乗り越えられない壁のようなもので、本人はその方法が見つけられない。障害になっている壁を薄くする方法を教えたり一緒に考える。もし目の前に実際に壁があったら、人それぞれ壊し方は違う、それがそれぞれの子育てだ。
★してはいけないことを一覧にして、文字や絵、写真で伝えていくことが大事。
★近所にも理解者をつくったり、うちの子は、こういう所があるので見かけたら教えて下さい。と伝えておく。
★指示は具体的に明確に、何歳になっても自分ルール、家族ルールでの見守りは必要。
★方法を考えて、少しずつ慣れさせる工夫も大切。
など、子どもに関わる時のヒントをたくさんいただきました。
参加者アンケート(一部抜粋)
診断が重要ではなく、その子が困っていること、伸ばせるところに目を向けていくことが、
必要という所が、印象に残っています。
体験談を聞く事によって、学びがより具体的になった。
どのお話も、参考になることばかりでとても良かったです。
してほしい行動を具体的に伝える。子どもに「ごめんなさい」と謝る。
講座へのご参加、アンケートのご記入ありがとうございました