山賊の生き物記

自然の出会い 小さな生き物たち

アベサンショウウオ(幼生)

2005-01-19 11:33:04 | 両生類
早春の、まだ残雪の残る山中、小さな湧水の落ち葉の中からサンショウウオの幼生が出てきた。水温は10度を下回り、凍りつくような冷たさである。ちょこちょこと、ぎこちない泳ぎで動く姿はとても可愛らしく思える。このアベサンショウウオは兵庫県・京都府・福井県の限られた地域にしか生息しておらず絶滅が心配されている。しかしそのような状況の中でも、小さな命がひっそりとした山中で誕生したことに喜びを感じている。これからも小さな命が未来につながっていくことを祈りたい。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アズマヒキガエル | トップ | シマヘビ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

両生類」カテゴリの最新記事