サンタの写真日記

田舎の広告写真屋、サンタの写真日記。

妻有の土で焼く「七輪陶芸教室」その2

2007年03月01日 07時06分01秒 | 撮影日記
2/25(日)、午後からはいよいよ七輪で陶器を焼く。

スタッフの方や、先生のお弟子さんがうぶすなの家の玄関先に七輪8個をズラリと並べ、午前中にみんなで作ったぐい呑みなど50個ほどを焼きあげる。
参加者は見てるだけ。


↑天気のよい昼間でも炎がはっきり見える。
 夜ならもっとキレイだろうなぁ。

七輪の下の吸気口めがけドライヤーの風を送って、炭を強制的に燃やす。
ドライヤーはCOOLポジションでOK。15~30センチくらい離して置いていた。
ときおり七輪の高さくらいまで炎があがり、温度は1,300度くらいなるそうだ。
そのくらいの温度になると、灰が溶けて釉薬になるという。

一度に焼けるのは七輪一個でぐい呑み3個。
最初は飲み口を下に伏せた状態で焼き始め、その後平均に焼けるように時々ひっくり返す。


↑こまめに場所や向きを変えて焼く。

全体が赤くなったら焼き上がり。
モノによって違うが、15分くらいで焼ける。


↑焼き上がったら自然に冷ます。

自分のサインを入れた焼き物を探し、手に取る。
ちよっと格好がいびつだけど、なかなかの出来栄え。
なんだか愛おしくて何度も撫でまわしてしまった。
「キチンとしたのはデパートで買えばいい。手作りはデコボコで結構」と先生も言ってた。


↑私の処女作。「つと」と目印をいれた。
もっとカッコいいサインにすればよかった。


↑紙窯のテストをしている吉田先生。


↑女の子のかわいい作品。


↑みんなで記念撮影をして3時頃終了。

焼きたてのぐい呑みは表面がザラザラだったので、240番の紙ヤスリで磨いた。
早速家で晩酌。
地酒松乃井と妻有焼のおちょこ、ちょっと早いふきのとう味噌をつまみ、縄文火焔土器以来4500年ぶりの窯場誕生に思いをめぐらせたのでした。

新潟県地域振興局のホームページ


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