9/9水、この日は野田さんBE-PAL取材の案内。
川のことだけではなく、流域の歴史、文化、産業なども取材したいというのでご案内した。
ずっと川下りをするのかと思っていたが、そうではないのだ。
確かに「のんびり行こうぜ」には色んな地元の話題も紹介してある。
まず、信濃川の元川漁師田中さんのところへ。
田中さんは渡し船や川漁を営む家に生まれ、信濃川とともに生きた人。
発電所の取水で水が涸れてからは漁業で食えなくなり、現在は週末にキナーレで野菜などを売っている。
↑野田さんがどういう人か解っていないようだが、講談師のように話しまくる。
↑川の話が始まると、途端に元気になる田中さん。
「十日町橋上流の淵に、人間ほどの大きな化け物みたいな鯉がいた」とか
「山笠みたいなスッポンを釣った」とか
「川の中でウンチをしたら、魚が寄ってきて困った」など、2時間ほど話してくれた。
この話を野田さんはどう書くのだろう…
続いて、キナーレのきもの歴史館を見学。
ちょうど芸術祭の企画展をやっていて、入口にあった同級生シゲキの下駄やジーパンの作品をじっと見つめて、メモを取ろうとしたので「野田さん、コレは違います…。コレは彼が遊びゴゴロで…」と言ってしまった。シゲキごめん。
↑ちなみにこちらがシゲキの作品。
次に博物館へご案内。
順路最初の展示が信濃川関係。
川舟を見て「大きいなぁ」
漁具の筒を見て「大きいなぁ」と
かつての信濃川の豊かな水量を感じていただいたようだ。
↑大きな筒(ツヅ)を見入る野田さん。
もっとゆっくり見ていただきたかったが、時間がないので次の取材へ。
十日町といえば「きもの」
↑渡吉織物さんへ伺った。
↑工房で十日町のきものの歴史、渡吉織物さんの絣(かすり)のお話しを伺う。
渡吉織物は伝統絣・すくい織の織元。
社長の渡辺孝一さんは父親で会長の渡辺善平氏とともに親子で伝統工芸師。
家族で十日町絣の伝統技法を守っている。
↑商品を説明する孝一社長。
話が専門的になってきて、野田さんの反応がにぶくなってきた頃、孝一社長が家の奥から昔のBE-PALを出してきた。
昭和57年の第9号だった。
残念ながら野田さんの連載はなく、この次の10号あたりから始まったらしい。
「この頃は山に登ったりしてたんですよ」「まだ、いっぱいあったんだけどなぁ」と孝一社長。
↑「オォー、これは懐かしいなぁ」
「まだ、雑誌の方向性が見えなかった頃だなぁ」と見入る野田さん。
渡吉さんの取材を終え「ちょっと話そうよ」ということになり、サンタの事務所に来ていただいた。
まさか、憧れの野田さんがワタシの事務所に来てくれるなんて夢のようだ。
JR問題関係が掲載された地元紙を渡したり、一緒にニュースや報道番組のDVDを観た。
ワタシがニュース番組の取材に答えているシーンを見て「そうだよな」と同調してくれたのがなんとも嬉しかった。
↑別れ際に撮ったツーショット(助手の本松さん撮影)
最後に野田さんが語った。
実は大熊先生から信濃川のことを頼まれたとき、正直あまり期待してなかったんだ。
BE-PALの連載も1回かなと思ってた。
でも、実際に川を下って感激し、街を取材して奥行きを知った。
これは1回では書ききれない。
2回以上の連載にするよ。
全国からカヌーイストをここに呼ぼう。
呼べる川だ。手伝うよ。
JRは放っておけ。
寒くなったら俺んとこに遊びに来い。
徳島は冬でもカヌーに乗れるぞ。
今年のうちにまた会おう。
今年行けるかどうかわからないけど、
いい知らせを持って、近いうちに野田さんに会いに徳島へ行きたいなぁ。
BE-PAL「のんびり行こうぜ」の信濃川編?は今年の11月10日発売号から連載予定だそうです。
是非お買い求め下さい。
それと本日、野田さん助手の本松さんより情報が届きました。
野田さんが校長を務め、徳島・吉野川で開催している、川ガキ養成講座『川の学校』の今年度の模様がNHK教育(全国)で放送されることになったそうです。
『川の学校』は、実際に川で潜り、飛びこみ、カヌーで遊び、魚を釣ったり突いたりして捕り、捕った魚は自分で調理して食べることを年5回行われる2泊3日のキャンプを通して体験し、川好きで川のことを考えていく川人間(川ガキ)を育てるもので、今年で9年目を迎えているとのこと。
放送日程は下記の通りです。
●NHK教育 番組名「カラフル!」 副題『川の学校にボクは行く』
放送日程(計5回)
9月17日(木)19:40~19:55
10月21日(水)09:30~09:45
10月23日(金)09:45~10:00
10月28日(水)09:30~09:45
10月30日(金)09:45~10:00
こちらもお見逃しなく。
おわり。
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川のことだけではなく、流域の歴史、文化、産業なども取材したいというのでご案内した。
ずっと川下りをするのかと思っていたが、そうではないのだ。
確かに「のんびり行こうぜ」には色んな地元の話題も紹介してある。
まず、信濃川の元川漁師田中さんのところへ。
田中さんは渡し船や川漁を営む家に生まれ、信濃川とともに生きた人。
発電所の取水で水が涸れてからは漁業で食えなくなり、現在は週末にキナーレで野菜などを売っている。
↑野田さんがどういう人か解っていないようだが、講談師のように話しまくる。
↑川の話が始まると、途端に元気になる田中さん。
「十日町橋上流の淵に、人間ほどの大きな化け物みたいな鯉がいた」とか
「山笠みたいなスッポンを釣った」とか
「川の中でウンチをしたら、魚が寄ってきて困った」など、2時間ほど話してくれた。
この話を野田さんはどう書くのだろう…
続いて、キナーレのきもの歴史館を見学。
ちょうど芸術祭の企画展をやっていて、入口にあった同級生シゲキの下駄やジーパンの作品をじっと見つめて、メモを取ろうとしたので「野田さん、コレは違います…。コレは彼が遊びゴゴロで…」と言ってしまった。シゲキごめん。
↑ちなみにこちらがシゲキの作品。
次に博物館へご案内。
順路最初の展示が信濃川関係。
川舟を見て「大きいなぁ」
漁具の筒を見て「大きいなぁ」と
かつての信濃川の豊かな水量を感じていただいたようだ。
↑大きな筒(ツヅ)を見入る野田さん。
もっとゆっくり見ていただきたかったが、時間がないので次の取材へ。
十日町といえば「きもの」
↑渡吉織物さんへ伺った。
↑工房で十日町のきものの歴史、渡吉織物さんの絣(かすり)のお話しを伺う。
渡吉織物は伝統絣・すくい織の織元。
社長の渡辺孝一さんは父親で会長の渡辺善平氏とともに親子で伝統工芸師。
家族で十日町絣の伝統技法を守っている。
↑商品を説明する孝一社長。
話が専門的になってきて、野田さんの反応がにぶくなってきた頃、孝一社長が家の奥から昔のBE-PALを出してきた。
昭和57年の第9号だった。
残念ながら野田さんの連載はなく、この次の10号あたりから始まったらしい。
「この頃は山に登ったりしてたんですよ」「まだ、いっぱいあったんだけどなぁ」と孝一社長。
↑「オォー、これは懐かしいなぁ」
「まだ、雑誌の方向性が見えなかった頃だなぁ」と見入る野田さん。
渡吉さんの取材を終え「ちょっと話そうよ」ということになり、サンタの事務所に来ていただいた。
まさか、憧れの野田さんがワタシの事務所に来てくれるなんて夢のようだ。
JR問題関係が掲載された地元紙を渡したり、一緒にニュースや報道番組のDVDを観た。
ワタシがニュース番組の取材に答えているシーンを見て「そうだよな」と同調してくれたのがなんとも嬉しかった。
↑別れ際に撮ったツーショット(助手の本松さん撮影)
最後に野田さんが語った。
実は大熊先生から信濃川のことを頼まれたとき、正直あまり期待してなかったんだ。
BE-PALの連載も1回かなと思ってた。
でも、実際に川を下って感激し、街を取材して奥行きを知った。
これは1回では書ききれない。
2回以上の連載にするよ。
全国からカヌーイストをここに呼ぼう。
呼べる川だ。手伝うよ。
JRは放っておけ。
寒くなったら俺んとこに遊びに来い。
徳島は冬でもカヌーに乗れるぞ。
今年のうちにまた会おう。
今年行けるかどうかわからないけど、
いい知らせを持って、近いうちに野田さんに会いに徳島へ行きたいなぁ。
BE-PAL「のんびり行こうぜ」の信濃川編?は今年の11月10日発売号から連載予定だそうです。
是非お買い求め下さい。
それと本日、野田さん助手の本松さんより情報が届きました。
野田さんが校長を務め、徳島・吉野川で開催している、川ガキ養成講座『川の学校』の今年度の模様がNHK教育(全国)で放送されることになったそうです。
『川の学校』は、実際に川で潜り、飛びこみ、カヌーで遊び、魚を釣ったり突いたりして捕り、捕った魚は自分で調理して食べることを年5回行われる2泊3日のキャンプを通して体験し、川好きで川のことを考えていく川人間(川ガキ)を育てるもので、今年で9年目を迎えているとのこと。
放送日程は下記の通りです。
●NHK教育 番組名「カラフル!」 副題『川の学校にボクは行く』
放送日程(計5回)
9月17日(木)19:40~19:55
10月21日(水)09:30~09:45
10月23日(金)09:45~10:00
10月28日(水)09:30~09:45
10月30日(金)09:45~10:00
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おわり。
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