サンタの写真日記

田舎の広告写真屋、サンタの写真日記。

神輿会雪像づくり~加藤清正が…~

2010年03月06日 11時49分15秒 | その他
3/5金、3/7に開催される「かわにし雪まつり」に向けての雪像づくり。

地元の仁田熊野社神輿会は寅年にちなんで「加藤清正の虎退治」を製作中。

何かと忙しく、ずっと手伝えなかったけど昨夜は時間ができたので参加した。


↑製作会場。
すでにほぼ完成に近い。


↑虎。なかなか立派、迫力があります。

ワタシが手伝ったのは、トラの縞模様の刻みと耳くらい。


↑加藤清正像。

こちらは刻みのスペシャリストチームが製作。

お見事です。


↑後ろ姿もバッチリ。

絶妙なバランスで建っています。

下半身をかなり削り込んでいて、ちょっと心配…

午後9時30分ころ「へぇ、なからじゃねーか」との声も出はじめ、
そろっと解散かなと思ったら…

バサッ!!

と音が…


「あぁーーーーっ」

なんと、加藤清正の左手が…

3月初旬にしては暖かな夜で、雪が溶け気味で重くなりおちてしまった。

「おい、どうする?」

ザラメ雪で修復不可能かなと心のなかでみんなが思っただろう。



すると約30秒後



バタン!!



左手を失った清正像はバランスを崩して後ろに倒れ大破。


みんな一瞬言葉を失いボーゼン…


もはや修復不能の大ピンチ。


「加藤清正の虎退治」でタイトルを申告してあり、審査は明日のお昼。

これから再建は無理だろう。

すると会長のおかめさんが

「おい、一休さんの絵があったべ」と言いだした

「一休さんの虎退治たっけば、こいからでもなんとかなるべ」


実は最初、一休さんの虎退治を作ろうという案もあり、イラストを用意してあったのだ。


「やるか!!」


と、急遽一休さんを作ることになった。



↑21:38崩れた清正の雪を使って一休さん製作開始。


↑22:10手際よく黙々と作業が進む。


↑22:45一休さんの顔が出来てきた。


↑23:18ほぼ完成。
とんち話のなかでは屏風の虎を退治する一休さんだけど、ホンモノの虎に立ち向かうカタチになった。

思っていたより早くできてビックリ。

いつも何日もかかってここまで仕上げる雪像を、2時間足らずで作り上げた。


「すげーっ」

「やればできるじゃねーか」

「いゃー、たいしたもんだ」

「雪像選手権に出られるなぁ」

「のないだはドラえもんつくらんに一週間もかかったんだぞ…」

「一休さんほうが、解りやすくていやんじゃねーか」

様々な声が飛び交うなか

おかめ会長の「みなさん、たいへんお疲れ様でした」のあいさつで作業終了。

「一夜城」ならぬ「一夜像」でした。



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一夜明けて、今日は朝から雨。

また崩れたりしていないだろうか。

いま(3/6 13:46)はもう審査が終わっている頃だなぁ。


何か賞をもらったかな?

いずれにしても、打ち上げは盛り上がりそうです。


かわにし雪まつりは3/7(日)橘小学校グランドをメイン会場に川西地区全域で開催されます。

この雪像はその会場の近くにあります。

追伸、神輿会のブログに本日(3/6)昼間の雪像が紹介されていました。
タイトルは「一休さんの不況退治」になってた。
神輿会のブログ

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ミシャ)
2010-03-19 23:50:14
こんばんは
読んでいて途中ハラハラしました。
会長さんの機転で一休さんが出来上がってよかったですね。
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