腱鞘炎(ジストニア)日記

ジストニア生活もいつの間にか24年目!!
のんびりと付き合っていきます。

今度は崩壊せずに届いた!!!

2023-01-17 18:53:18 | どうしてギターが増えていくの?
配送業者が前回と同じ〇マトだったので心配だったのですが、今回は壊されずに届きましたあ!!!!


またヤフオクで古い日本のギターを落札してしまいました。
アホです。





𠮷新博1968年

前回、ケースの中で崩壊した状態で届いたギターと同じ製作者です。

60年代の知られざる名工??かも知れない「吉新 博」

前回の𠮷新ギターは中々良さそうなギターだったため、壊れていない状態の物を弾いてみたくて落札してみました。
落札価格は前回よりもかなり高くなってしまいました。


前回のブログにも書きましたが、この𠮷新博と言う製作家はほとんど情報がありません。
山形で製作していた事位しか分かりません。

過去に数回、ヤフオクに出品されていますが、都度タイプの違うギターの様でした。
ラミレス1世モデル、10弦ギター、シンプリシオ(又はヌニェスかヤコピ?)モデル等。
前回のギターは内部構造等は見ていませんが、ヘッドの形状からホセ・ラミレスモデルだったのでは?と思います。
音はあまりラミレスっぽくは無かったですが、、、


さて今回の𠮷新ギターですが、、、




表面板はスプルース




裏板はローズウッド




ヘッドのデザインが特徴的です。



裏から見ると丸の下はくり抜いているのが分かります。




口輪のデザインは普通に昭和のギターです。




ブリッジの形状も普通ですが、サドルを少し斜めにしてあります。
そのため弦長は1弦で656mm、6弦が658mm程度になっています。




糸巻きは昭和の日本のギターによく付いているタイプ。
悪く無いけど良くも無い。
新しいゴトーの廉価品とかに交換されてしまっているよりも、全然良いです!!!
操作性は、弦によってはムチャクチャに固いですが、意外と遊びが少なくて調弦は普通に出来ます。


力木はどうなっているのかな??






あれ????

もしかしてブーシェモデル????


ギターのお掃除をして、弦を張り替えて、さっそく弾いてみます!!!

う~~~~みゅうううううううう、、、、、、、、、
微妙だあ。
楽器は深い眠りに入っていて、数時間弾いただけでは目覚める兆しがまったく無いですなあ。
音も反応もひたすら鈍い。

まだ眠っていて本来の音は出ていませんが、この事はっきりと分かります。

このギターはブーシェとは似ても似つかないギターです。
その差は「キャビアとトンブリ」以上です。

まあ、作った方が「ブーシェモデル」と銘打っている訳では無いですしね。
たぶんブーシェみたいなギターを作ろうと意図した訳では無く、単にブレーシングを参考にして作っただけなんでしょうねえ。
なのでヘッドの形状がオリジナルデザインになっているのでしょう。

それでも低音はドスンドスンと鳴っていて気持ちが良いです。
高音も響きが付帯していて悪くは無いです。


完全に覚醒した時にどんなギターになるかは分かりませんが、その時がちょっと楽しみなギターです。

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