独特の音がします。
嫌いじゃ無いけど、私の持っている「ギターの低音」のイメージからは、かなりかけ離れています。
ラミレスの10弦ギターの番外弦の音とかが、曲の中で出てくると、とっても違和感を感じてしまいます。
魅力的な音では、ありますが、上の6本の音に比べて、なんだかバランスが取れていない気が、、、
10弦ギター弾きの、clatenstringsさんのブログ「10弦クラシックギターを探究しよう! 」の最新記事「最低音の鳴りは難しいか?」を読んで、色々と考えてしまいました。
このブログは、私のいい加減に書き散らすブログと違って、じっくりと内容を吟味して書かれていますので、更新がなかなかされないのが、ちょっと残念ですが。。。
その分、充実した内容の記事がアップされます。
話を戻して、10弦ギターの番外低音ですが、、、
イエペス調弦の最低音は、CまたはB
バロック調弦の最低音は、A
私は、10弦ギターも「なんちゃってマンホン式調弦」にしていますので、最低音はCです。
ちなみに、正調マンホン式調弦の最低音は、Bです。
個人的には、弦長650~665mmで、今のギターの形状で、AとかBの音は、やっぱり厳しいって思ってしまっています。
10弦ギター用の弦って、太すぎて鈍い音がします。
このブッとい弦を鳴らそうとすると、かなり圧力を加えないと鳴らないです。
まあ、鈍く異質な低音の音が、10弦ギターの魅力の一つだとは、思いますが、、、
ただ、この低音を生かした演奏をするのは、至難の業だと思います。
ただでさえ遠い位置にある最低音を、曲の中で、きちんと鳴らしきるのは、普通のギター弾きには、無理です。
10弦ギターの難しさは、「消音の難しさ」「弦が多くて混乱する」事が、良く言われますが、私はこの「低音をちゃんと鳴らす」事が、10弦ギターの一番難しい部分だと思います。
10弦ギターが、イエペス亡き今、じょじょに絶滅に向かってしまっているのは、このせいだと思います。
番外弦を単に共鳴弦としてだけ使うのは、6弦ギターに比べて、演奏が困難になるわりに、あまりメリットが感じられないです。
そうかと言って、実際に弾く弦として使うのは、鳴らし切るのが困難だし、音質が異質です。
魅力はあるけど、音楽を表現するための道具だと考えれば、6弦ギターの方が有利??
これは、10弦ギターに限らずに、すべての多弦ギターに共通する事だと、私は思ってしまっています。
このままだと、10弦ギターはマンホン式11弦ギターと同様に、絶滅してしまうかも。。。
イエペスの演奏って、10弦ギターを使っているからこそ、魅力的でした。
6弦であれやっても、じぇんじぇん面白く無いだろうと思います。
あの演奏って、イエペスだから許されるし、他の人が真似しても、しょーが無いし、、、
イエペスのように特殊な感性で、音楽を再構築していくので無く、普通に音楽表現していくには、今の10弦ギターだとそれほどメリットが感じられないんですよねエ、、、
番外低音弦が、普通に鳴らせて、ギターらしい音がする10弦ギターがあれば、10弦ギターも生き延びていくのでは?
な~~~んて思っています。
そのためには、軽い楽器で、細い弦でもクリアーな音が出る楽器が必要なんじゃ??
あれ??これって、トーレスの11弦ギターの発想と同じかなア??
裏・側板にシープレス使って、楽器を軽くして、音の立ち上がりを早くする。
クロダ・マンホン式11弦ギターも、裏・側板こそハカランダを使っていますが、楽器を軽くして、鳴りを良くしています。
私の持っている川田一高さんの10弦ギターは、楽器の重量こそそれなりにありますが、ワッフルバー構造のため、低音も軽いタッチでクリアーに鳴ります。
私は、クロダ・マンホン式11弦ギターも川田さんのワッフル10弦ギターも、最低音のCは、通常の6弦ギター用のE弦を使っています。
張りが弱すぎて、ちょっとボケた音になってしまいますが、上6本と比べて違和感の無い音になりますし、軽いタッチでも良く鳴ります。
本当はもう少しだけ、張りの強い弦があれば、さらにエ~だろうって思っているのですが。。。
軽いタッチで鳴る、音の立ち上がりの早い低音番外弦を持つ10弦ギター。
それに太すぎずに、クリアーな音の出る低音弦。
これがそろえば、10弦ギターの新しい可能性が出るはず!!
な~~んて、勝手な事考えています。
でも、軽く作られていたマンホン式11弦ギターも、マンホンの死後40年経った頃には、絶滅してしまってたんだよなア、、、
イエペスが亡くなってから、11年が経ってしまってます。
10弦ギターって、本当に魅力的な楽器なんだけどなア。。。。
嫌いじゃ無いけど、私の持っている「ギターの低音」のイメージからは、かなりかけ離れています。
ラミレスの10弦ギターの番外弦の音とかが、曲の中で出てくると、とっても違和感を感じてしまいます。
魅力的な音では、ありますが、上の6本の音に比べて、なんだかバランスが取れていない気が、、、
10弦ギター弾きの、clatenstringsさんのブログ「10弦クラシックギターを探究しよう! 」の最新記事「最低音の鳴りは難しいか?」を読んで、色々と考えてしまいました。
このブログは、私のいい加減に書き散らすブログと違って、じっくりと内容を吟味して書かれていますので、更新がなかなかされないのが、ちょっと残念ですが。。。
その分、充実した内容の記事がアップされます。
話を戻して、10弦ギターの番外低音ですが、、、
イエペス調弦の最低音は、CまたはB
バロック調弦の最低音は、A
私は、10弦ギターも「なんちゃってマンホン式調弦」にしていますので、最低音はCです。
ちなみに、正調マンホン式調弦の最低音は、Bです。
個人的には、弦長650~665mmで、今のギターの形状で、AとかBの音は、やっぱり厳しいって思ってしまっています。
10弦ギター用の弦って、太すぎて鈍い音がします。
このブッとい弦を鳴らそうとすると、かなり圧力を加えないと鳴らないです。
まあ、鈍く異質な低音の音が、10弦ギターの魅力の一つだとは、思いますが、、、
ただ、この低音を生かした演奏をするのは、至難の業だと思います。
ただでさえ遠い位置にある最低音を、曲の中で、きちんと鳴らしきるのは、普通のギター弾きには、無理です。
10弦ギターの難しさは、「消音の難しさ」「弦が多くて混乱する」事が、良く言われますが、私はこの「低音をちゃんと鳴らす」事が、10弦ギターの一番難しい部分だと思います。
10弦ギターが、イエペス亡き今、じょじょに絶滅に向かってしまっているのは、このせいだと思います。
番外弦を単に共鳴弦としてだけ使うのは、6弦ギターに比べて、演奏が困難になるわりに、あまりメリットが感じられないです。
そうかと言って、実際に弾く弦として使うのは、鳴らし切るのが困難だし、音質が異質です。
魅力はあるけど、音楽を表現するための道具だと考えれば、6弦ギターの方が有利??
これは、10弦ギターに限らずに、すべての多弦ギターに共通する事だと、私は思ってしまっています。
このままだと、10弦ギターはマンホン式11弦ギターと同様に、絶滅してしまうかも。。。
イエペスの演奏って、10弦ギターを使っているからこそ、魅力的でした。
6弦であれやっても、じぇんじぇん面白く無いだろうと思います。
あの演奏って、イエペスだから許されるし、他の人が真似しても、しょーが無いし、、、
イエペスのように特殊な感性で、音楽を再構築していくので無く、普通に音楽表現していくには、今の10弦ギターだとそれほどメリットが感じられないんですよねエ、、、
番外低音弦が、普通に鳴らせて、ギターらしい音がする10弦ギターがあれば、10弦ギターも生き延びていくのでは?
な~~~んて思っています。
そのためには、軽い楽器で、細い弦でもクリアーな音が出る楽器が必要なんじゃ??
あれ??これって、トーレスの11弦ギターの発想と同じかなア??
裏・側板にシープレス使って、楽器を軽くして、音の立ち上がりを早くする。
クロダ・マンホン式11弦ギターも、裏・側板こそハカランダを使っていますが、楽器を軽くして、鳴りを良くしています。
私の持っている川田一高さんの10弦ギターは、楽器の重量こそそれなりにありますが、ワッフルバー構造のため、低音も軽いタッチでクリアーに鳴ります。
私は、クロダ・マンホン式11弦ギターも川田さんのワッフル10弦ギターも、最低音のCは、通常の6弦ギター用のE弦を使っています。
張りが弱すぎて、ちょっとボケた音になってしまいますが、上6本と比べて違和感の無い音になりますし、軽いタッチでも良く鳴ります。
本当はもう少しだけ、張りの強い弦があれば、さらにエ~だろうって思っているのですが。。。
軽いタッチで鳴る、音の立ち上がりの早い低音番外弦を持つ10弦ギター。
それに太すぎずに、クリアーな音の出る低音弦。
これがそろえば、10弦ギターの新しい可能性が出るはず!!
な~~んて、勝手な事考えています。
でも、軽く作られていたマンホン式11弦ギターも、マンホンの死後40年経った頃には、絶滅してしまってたんだよなア、、、
イエペスが亡くなってから、11年が経ってしまってます。
10弦ギターって、本当に魅力的な楽器なんだけどなア。。。。
特にバッハを弾いた時の低音の進行ってカッチョイ~
6弦では再現できない、なんとも言えない世界です。
私もセイシェルの影響で(^^;11弦アルトを持っていましたが、弾く事が出来ず嫁に出しました。
だから多弦ギターを弾く人は尊敬しますです。
結構歳をとってからの写真ですね。
中学からの大ファンです。
イエペス先生の楽譜付レコードでよく勉強しました。
だから弾く姿勢や音も似ているかも・・・・
最近頭も似てきた
いわゆる軽い楽器で通常の低音弦が使えることも一因ではないでしょうか。長さが足らず結んだりしますが。
熊猫さんどーもです。
でも、この「ぼぉ~~ん」を音楽の中で生かすのって、本当に難しいです。。。
でも、この「ぼぉ~ん」も含めて、多弦ギターの魅力に一度ハマると、中々抜け出せないんですよねエ。。。
Mazaさんどーもです。
モダンタイプの多弦ギターって、ほとんどが19世紀ギターの多弦ギターの延長線上にあるって思います。
まあ、弦長は低音弦も長くなっていませんが、楽器の発想は共通する物があるのかなア??って思います。
イエペスの10弦だけが、異質な存在だって思います。
Mazaさんどーもです。
私がなんとな~~く感じているのは、軽い楽器と重たい楽器の境目は、ラミレスⅢ世のような気もします、、、
私のカテゴリー分け??では、シンプリシオもエンリケ・ガルシアも軽い楽器になっています。。。