腱鞘炎(ジストニア)日記

ジストニア生活もいつの間にか24年目!!
のんびりと付き合っていきます。

魔法の国で過ごした一日は楽しすぎです!!「ギター弾き比べ会(古楽器版)」

2011-01-17 20:44:36 | ギター弾き比べ
昨日は古楽器奏竹内太郎さんの所をお借りしての「ギター弾き比べ会(古楽器版)」に参加してきました。
参加者みんなで、自分の楽器を持ち寄って演奏したり、竹内さんの所で扱っている珍しい楽器を弾かせてもらう!!って内容の会です。










楽しすぎる一日です。
ほとんど夢のような一日です。
今日は一日、現実の世界に戻ってのお仕事が辛かった。。。。





私は3台の楽器を抱えて参加してきています。

マルカール(1820年頃)とファブリカトーレ(1819年)の19世紀ギター2台とヘイコックのルネサンスギターです。
3台は欲張りすぎた。。。
手は2本しかないので、横浜市営地下鉄で往復の持ち運びが大変過ぎます。


参加した楽器さん達は




レニャーニモデル
これは良いギターです。
音色、音量ともに申し分無いです。
なんと言ってもスクロールヘッドが格好良い!!!











3台のモダンギター

ヌニェスのシノポリモデル、シンプリシオ、アンドレア・タッキ






石井栄作のバロックギター
元々は日本で一番有名なリュート奏者のために作られた楽器だそうです。





13弦(あれ??14弦だったかな???)の19世紀ギター






この日一番の注目ギター
ラミー作(?)のお姫様ギターです。
美しい音色と響き。
そしてモダンギターを凌駕する?大音量!!
右手のタッチに敏感に反応してくれるまさに名器です。





竹内さんにヘイコックのルネサンスギターを弾いていただきました。
美しい響きです。
ルネサンスギターの演奏方法に関して、貴重なアドバイスをいただきました。
今日からさっそく、ラスギャードを使ってル・ロワの曲を弾いてみます!!


竹内さんの所で扱っているギターも色々と弾かせていただきました。




ラミーです。
このギターは良いです。
只者では無いです。
さすがラミーです。




ハウザー1世のウインナーモデル
まさに名器です。
音色の素晴らしさが際立っていました。





ラミレス2世のスモールギター
音はやはり良いです。
どういう目的で作られたのかは不明との事です。





ロリンチのバロックギター
当然ですが私は弾けません。





1880年頃のアントニオ・カルロス・ガルシアのスパニッシュギター
非常に魅力的なギターです。
弦長が610mmと小さいのが素晴らしいです。
気持ちよく鳴ってくれます。



個別の写真を撮り忘れましたが、




この「お花ギター」がなかなか味わい深い良いギターでした。
表面板に描かれたお花の絵は誰が描いたのか分かりませんが、イギリスらしさに溢れています。
私は「花の絵があるからこそこのギターは素晴らしい!!」って思ったのですが、他の方からは「絵が無い方が良い」の意見が多かったです。何故????
弦を指先で弾いた瞬間に「なんて良いんだろう」って思わせられるギターです。





10弦の19世紀ギター
19世紀ギターなのに怒??迫力の重低音


その他にリュートも小さな5コースギターも魅力的な楽器でした。





最後に竹内さんが!!!







オリジナルなバロックギターでの演奏を聞かせてくれました。
凄過ぎる!!!!
目の前で18世紀に作られたオリジナルな楽器を竹内さんが演奏して下さる!!!
贅沢すぎます。



そして打ち上げでは






象牙のフルートも披露していただきました。
優しく暖かい音色のフルートです。
この音を聞いてしまうと、金属フルートの音は聞きたくなくなってしまいます。



魅力的な楽器さん達と過ごした素晴らしい一日。

まるで魔法の国で遊んできたような一日でした。