このコーナーは次回中田さんの書評で最終回です。そして今回はコガの担当
する最後の順番となりました。そこで、今回は新たな書籍を紹介するのでな
く、このコーナーの足跡を振り返ってみたいと思います。
その前に、メルマガ読者の方からメールをいただきましたので紹介します。
>>>>>>>以下いただいたメール>>>>>>>>>
メルマガ執筆陣の皆さまへ
本当に長い間楽しく有意義な情報をありがとうございました
私はeラーニングワールド最盛期の頃、某メーカーでLMSなどに
関わっておりました縁でこのメルマガを知り、以来、毎週楽しみに
読ませていただいておりました。
特に書評欄で紹介される本は、そのチョイスといいコメントの
すばらしさといい、私にとって何より大事な情報源でした。
申し訳ないほどにラーニングとは関係ない本ばかりですが
ざっと思いついたところは、
(勘違いもあるかもしれませんが・・・)
・ロバート・サブダのしかけ絵本
・一人の男が飛行機から飛び降りる
・原色 小倉百人一首
・村上春樹の中国行きのスロウ・ボート
最近では、
・狭小邸宅
・マンガでわかる統計学
・戦略の原点
などなど、ほんとに外れがありませんでした。
最近では、職場の悩み相談もセンスいっぱいでした。
この度、休刊されるとのこと、残念な気持ちはつきませんが、
Sanno Learning Magazineファンとしてこれまでの御礼を
皆さまへお伝えできれば幸いです。
今後のご活躍をお祈り申し上げます。
>>>>>>>以上いただいたメール>>>>>>>>>
ちなみに、お楽しみいただいた書籍を取り上げた書評のバックナンバーは下
記のリンクにあります。この機会にご一読いただければ幸いです。
・ロバート・サブダのしかけ絵本(http://goo.gl/cTtjzP)
・一人の男が飛行機から飛び降りる
・原色 小倉百人一首(http://goo.gl/I5Wavk)
・村上春樹の中国行きのスロウ・ボート(http://goo.gl/F2n9A0)
・狭小邸宅(http://goo.gl/a622CD)
・マンガでわかる統計学(http://goo.gl/HzDqy9)
・戦略の原点(http://goo.gl/8BylJa)
なぜかバリー・ユアグローさんの『一人の男が飛行機から飛び降りる』だけ
が見つかりませんでした。マツモト1.0やナカダが好きそうな作家なので
いかにも書評に残っていそうなのですが・・・・。
ところで、今までこのメルマガで何冊の書評を扱ってきたと思いますか?
このメルマガのバックナンバーを保存している「eラーニングかもしれないBlog」
のカテゴリで確認してみると、なんと299の記事が今まで存在します。
とすると今回が記念すべき300冊目?
それが違うのです。
ブログでメルマガのバックナンバーをアーカイブし始めたのは2004年の9月
のvol.132からなので、それ以前の書評がカウントされていないのです
(Blogでのアーカイブの最初の号はこちらをクリック)。
実は1号から131号といくつかの「創刊準備号」については、以前は産能の公
式Webサイトにアップされていたのですが、お下品なコンテンツ?だったせ
いか外されてしまい、その原稿の行方が分からなくなっていました。私のPC
に元原稿も残っていないのです。
しかし、最近、”wayback machine”( http://archive.org/web/)という
サイトを使い、消えていた全てのバックナンバーを発見することができまし
た。このサイトはインターネット・アーカイブ(The Internet Archive)と
いう非営利団体が運営しており、ある時点において収集された世界のありと
あらゆるWebウェブページのコピーアーカイブしてあるサイトなのです。そ
こに紛失したバックナンバーがすべて残っていたのです。
http://web.archive.org/web/20050213214234/http://www.hj.sanno.ac.jp/ltec/
上記webサイトの左側のフレームに画像のリンクが切れてしまった横長のバ
ナーが縦に3つ並んでいます。その一番上をクリックすると、142号までの
メルマガバックナンバーを読むことができます。
その結果、この書籍紹介のコーナーは103号から始まっていたことが判明し
ました。つまり先ほどの299記事に29号プラスされるので、328記事というこ
とになります。
ちなみに最初のころのコーナー名は「eラーニングにこの1冊」でした。し
かしすぐに、eラーニングに関連した本だけでは続けることができないこと
が明らかになり、ついに131号で「eラーニングに関係ないかもしれない1冊」
とコーナー名を変更しています。131号の冒頭にコーナー名変更の経緯がこん
な風に書かれていました。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>以下引用>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
最近このコーナーを全面的にお願いしているM君と私(A)のある日の会話
M:「Aさん、このコーナーちょっと無理がありません?」
A:「何?」
M:「だってe-Learningと全然関係ない本をむりやりe-Learningにこじつけ
ているパターンばかりじゃないですか」
A:「まあそれは今に始まったことじゃないけど・・・」
M:「アーサーCクラークの「イルカの日」なんでこじつけの極みでした
よ」
A:「あれは反省しているよ。でも関係のある本なんて少ないし、あんまり
面白くないし」
M:「じゃあ思い切ってコーナーの題名を変えましょう」
A:「おう、それがいい」
ということで「eラーニングに関係ないかもしれない1冊」とコーナー名を
変更しました。ということで今まで以上に「eラーニング」という枠にとら
われず、古今東西のマネジメントに関するちょっと面白い本を紹介するとい
う路線でいきます。
結果として、書評の最後に「いかにeラーニングにこじつけるか」というス
リルが増してきました。
でも「結局関係なかったですね」もアリとなりましたのでご勘弁を。。。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>以下引用>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
この時、「関係ないかもしれない」にコーナー名を変更しなかったら、ここ
まで続くコーナーにはならなかったでしょう。なぜなら「eラーニングに関
係ないかもしれない」というタイトルは、このメルマガ自体の性格をもっと
も端的に表現しているからです。
実は発行当初より、このメルマガ自体がeラーニングではないかとひっそり
考えていました。学習(Learning)は「経験による比較的永続的な行動変
容」と定義されます。「継続的なメルマガの購読」という「経験」が、読者
の「行動変容(書評で紹介された本を読んでみる等)」を促しているならば、
ラーニングのツールと呼んでもおかしくない筈。しかもインターネットを通
じて配信しているならば、eラーニングと呼んでもいいのではないかと。
とはいうものの、世間一般のeラーニングのイメージは音声+動画=マルチ
メディアなものです。そして教える側と学ぶ側がもっとインタラクティブな
関係にあるものがeラーニングとみなされています。そうした視点でみると
「文字だけ」「一対多で情報配信するだけ」のメルマガはとてもeラーニン
グと呼べる代物ではありません。
だからこのメルマガは「関係ないかもしれない」なのです。
もちろん執筆内容も「関係ないかもしれない」状況が色濃くなっているのは
周知のとおりです。そもそも書評なんて、一番eラーニングから遠いですよね。
そんなことで、本メルマガのカテゴリの中で一番「らしい」コンテンツが、
この「eラーニングに関係ないかもしれない一冊コーナー」であったとコガ
は考えております。
みなさんはどうお感じになっていましたでしょうか?
メッセージをお待ちしております。
宛先:kogaa アットマーク mi.sanno.ac.jp
件名:Sanno Learning Magazine休刊へのメッセージ
する最後の順番となりました。そこで、今回は新たな書籍を紹介するのでな
く、このコーナーの足跡を振り返ってみたいと思います。
その前に、メルマガ読者の方からメールをいただきましたので紹介します。
>>>>>>>以下いただいたメール>>>>>>>>>
メルマガ執筆陣の皆さまへ
本当に長い間楽しく有意義な情報をありがとうございました
私はeラーニングワールド最盛期の頃、某メーカーでLMSなどに
関わっておりました縁でこのメルマガを知り、以来、毎週楽しみに
読ませていただいておりました。
特に書評欄で紹介される本は、そのチョイスといいコメントの
すばらしさといい、私にとって何より大事な情報源でした。
申し訳ないほどにラーニングとは関係ない本ばかりですが
ざっと思いついたところは、
(勘違いもあるかもしれませんが・・・)
・ロバート・サブダのしかけ絵本
・一人の男が飛行機から飛び降りる
・原色 小倉百人一首
・村上春樹の中国行きのスロウ・ボート
最近では、
・狭小邸宅
・マンガでわかる統計学
・戦略の原点
などなど、ほんとに外れがありませんでした。
最近では、職場の悩み相談もセンスいっぱいでした。
この度、休刊されるとのこと、残念な気持ちはつきませんが、
Sanno Learning Magazineファンとしてこれまでの御礼を
皆さまへお伝えできれば幸いです。
今後のご活躍をお祈り申し上げます。
>>>>>>>以上いただいたメール>>>>>>>>>
ちなみに、お楽しみいただいた書籍を取り上げた書評のバックナンバーは下
記のリンクにあります。この機会にご一読いただければ幸いです。
・ロバート・サブダのしかけ絵本(http://goo.gl/cTtjzP)
・一人の男が飛行機から飛び降りる
・原色 小倉百人一首(http://goo.gl/I5Wavk)
・村上春樹の中国行きのスロウ・ボート(http://goo.gl/F2n9A0)
・狭小邸宅(http://goo.gl/a622CD)
・マンガでわかる統計学(http://goo.gl/HzDqy9)
・戦略の原点(http://goo.gl/8BylJa)
なぜかバリー・ユアグローさんの『一人の男が飛行機から飛び降りる』だけ
が見つかりませんでした。マツモト1.0やナカダが好きそうな作家なので
いかにも書評に残っていそうなのですが・・・・。
ところで、今までこのメルマガで何冊の書評を扱ってきたと思いますか?
このメルマガのバックナンバーを保存している「eラーニングかもしれないBlog」
のカテゴリで確認してみると、なんと299の記事が今まで存在します。
とすると今回が記念すべき300冊目?
それが違うのです。
ブログでメルマガのバックナンバーをアーカイブし始めたのは2004年の9月
のvol.132からなので、それ以前の書評がカウントされていないのです
(Blogでのアーカイブの最初の号はこちらをクリック)。
実は1号から131号といくつかの「創刊準備号」については、以前は産能の公
式Webサイトにアップされていたのですが、お下品なコンテンツ?だったせ
いか外されてしまい、その原稿の行方が分からなくなっていました。私のPC
に元原稿も残っていないのです。
しかし、最近、”wayback machine”( http://archive.org/web/)という
サイトを使い、消えていた全てのバックナンバーを発見することができまし
た。このサイトはインターネット・アーカイブ(The Internet Archive)と
いう非営利団体が運営しており、ある時点において収集された世界のありと
あらゆるWebウェブページのコピーアーカイブしてあるサイトなのです。そ
こに紛失したバックナンバーがすべて残っていたのです。
http://web.archive.org/web/20050213214234/http://www.hj.sanno.ac.jp/ltec/
上記webサイトの左側のフレームに画像のリンクが切れてしまった横長のバ
ナーが縦に3つ並んでいます。その一番上をクリックすると、142号までの
メルマガバックナンバーを読むことができます。
その結果、この書籍紹介のコーナーは103号から始まっていたことが判明し
ました。つまり先ほどの299記事に29号プラスされるので、328記事というこ
とになります。
ちなみに最初のころのコーナー名は「eラーニングにこの1冊」でした。し
かしすぐに、eラーニングに関連した本だけでは続けることができないこと
が明らかになり、ついに131号で「eラーニングに関係ないかもしれない1冊」
とコーナー名を変更しています。131号の冒頭にコーナー名変更の経緯がこん
な風に書かれていました。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>以下引用>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
最近このコーナーを全面的にお願いしているM君と私(A)のある日の会話
M:「Aさん、このコーナーちょっと無理がありません?」
A:「何?」
M:「だってe-Learningと全然関係ない本をむりやりe-Learningにこじつけ
ているパターンばかりじゃないですか」
A:「まあそれは今に始まったことじゃないけど・・・」
M:「アーサーCクラークの「イルカの日」なんでこじつけの極みでした
よ」
A:「あれは反省しているよ。でも関係のある本なんて少ないし、あんまり
面白くないし」
M:「じゃあ思い切ってコーナーの題名を変えましょう」
A:「おう、それがいい」
ということで「eラーニングに関係ないかもしれない1冊」とコーナー名を
変更しました。ということで今まで以上に「eラーニング」という枠にとら
われず、古今東西のマネジメントに関するちょっと面白い本を紹介するとい
う路線でいきます。
結果として、書評の最後に「いかにeラーニングにこじつけるか」というス
リルが増してきました。
でも「結局関係なかったですね」もアリとなりましたのでご勘弁を。。。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>以下引用>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
この時、「関係ないかもしれない」にコーナー名を変更しなかったら、ここ
まで続くコーナーにはならなかったでしょう。なぜなら「eラーニングに関
係ないかもしれない」というタイトルは、このメルマガ自体の性格をもっと
も端的に表現しているからです。
実は発行当初より、このメルマガ自体がeラーニングではないかとひっそり
考えていました。学習(Learning)は「経験による比較的永続的な行動変
容」と定義されます。「継続的なメルマガの購読」という「経験」が、読者
の「行動変容(書評で紹介された本を読んでみる等)」を促しているならば、
ラーニングのツールと呼んでもおかしくない筈。しかもインターネットを通
じて配信しているならば、eラーニングと呼んでもいいのではないかと。
とはいうものの、世間一般のeラーニングのイメージは音声+動画=マルチ
メディアなものです。そして教える側と学ぶ側がもっとインタラクティブな
関係にあるものがeラーニングとみなされています。そうした視点でみると
「文字だけ」「一対多で情報配信するだけ」のメルマガはとてもeラーニン
グと呼べる代物ではありません。
だからこのメルマガは「関係ないかもしれない」なのです。
もちろん執筆内容も「関係ないかもしれない」状況が色濃くなっているのは
周知のとおりです。そもそも書評なんて、一番eラーニングから遠いですよね。
そんなことで、本メルマガのカテゴリの中で一番「らしい」コンテンツが、
この「eラーニングに関係ないかもしれない一冊コーナー」であったとコガ
は考えております。
みなさんはどうお感じになっていましたでしょうか?
メッセージをお待ちしております。
宛先:kogaa アットマーク mi.sanno.ac.jp
件名:Sanno Learning Magazine休刊へのメッセージ
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